バルバラ・グラツィオーシ

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オリュンポスの神々(仮)古代からルネサンスにいたる歴史

バルバラ・グラツィオーシ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560095171
ISBN 10 : 4560095175
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

儀礼の対象から想像力の象徴へ。なぜデルポイの神託は当たるのか。なぜローマは自らの神々がありながら、敗者であるギリシアの神々を受け入れたのか。古代ギリシアからルネサンス、そして二十世紀まで、神々の時間・空間の旅と変容の跡をたどる。

目次 : 第1部 誕生―アルカイック期のギリシア/ 第2部 対話―古典期アテナイ/ 第3部 旅―ヘレニズム期のエジプト/ 第4部 移し換え―ローマ帝国/ 第5部 変装―キリスト教とイスラム教/ 第6部 再生―ルネサンス/ エピローグ 大理石の頭像/ 補遺 十二柱の神々

【著者紹介】
バルバラ・グラツィオージ : イタリアのトリエステ出身。オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジで人文学を学び、1995年に最優秀で卒業。翌年、同カレッジにて修士号、ケンブリッジ大学より博士号取得。現在はイングランド北東部のダラム大学古典学教授および芸術・人文学高等研究所所長。ホメロスの研究と受容に関する著書複数あり

西村賀子 : 京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学(西洋古典文学専攻)。ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジ古典学科客員研究員などを経て、和歌山県立医科大学教授

西塔由貴子 : 新潟大学大学院現代社会文化研究科博士課程単位取得満期退学。英国セント・アンドリューズ大学大学院修士課程(M.Litt of Greek)修了。西洋古典学。現在、同志社大学他非常勤講師、英国リヴァプール大学名誉研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NAO

    彼らは、ヘシオドスの『神統記』やホメロスの『イリアス』『オデュッセイア』に登場し、広く知られ、信仰されるようになったギリシヤの神々。彼らの登場、役割、性格付けだけでなく、長い年月をかけて様々な地域に広がり、異文化、異なる宗教にまで影響を与えていったその歴史の詳細は興味深い。いったんは姿を消したかに見えたギリシヤの神々がルネサンス期に華々しく再生したのは、生を謳歌したルネサンス期の人々が、それだけ古代ギリシヤ人とよく似ていたということなのだろう。

  • さとうしん

    ギリシア神話の神々の信仰が薄れたのはキリスト教の影響と何となく思っていたが、本書によるとソクラテスの時代に既に信仰への疑問や神像への冒瀆的行為が見られるようになっていたとのこと。そして中世ヨーロッパやイスラム世界でも、時に中世騎士の鎧や修道僧の衣服を身にまとっい、時に星座や天文学と結びつく形でといったように、書中の表現にあるように、どんなことでもしてオリュンポスの神々がしぶとく生き残ったさまが描かれる。何となくどんな宣伝でも引き受ける現代のキティちゃんを連想してしまったが…

  • mm

    最初はギリシャ神話の話しかなーと思って読んだんだけど、 アレクサンドロス大王やカエサル等、ルネッサンスまでゼウスたち神々と人間との歴史であり面白かった。 ローマ時代の本を読み返したい気分にもなった。

  • takao

    ふむ

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