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ISBN 10 : 4878934468
Content Description
「多重人格性障害」の当事者154人から集めた手記によって「診断」から「人格統合」までの複雑な治療過程、「痛み」や「希望」など、心に秘めた当事者の想いを明らかにした唯一の手記集。
【著者紹介】
バリー・M.コーエン : 1989年、「虐待と多重人格に関する東部地区会議」を創設し議長となる。また、1990年、ワシントンDC精神医学研究所内に「虐待からの回復とエンパワーメントのためのセンター」を設立し、外傷性障害や解離性障害をもつ入院患者へのケアにあたる。アートセラピストとしてMPD/DID当事者へのケアに習熟し、ライフスキルの指導のためのグループセラピーを運営するなど、精力的な臨床活動を行なってきている
エスター・ギラー : 虐待による精神障害の治療・研究のために設立された「シドラン財団」代表。同財団の活動の一環として本書を編纂・刊行するため、新たに出版部門が設立された
リン・W : MPD/DID治療専門家の国際組織「多重人格と解離に関する国際学会」(ISSMP&D)の理事会顧問を務める。多重人格性障害や解離性障害の当事者によるニューズレター『メニー・ヴォイシズ(たくさんの声)』の編集・発行人
安克昌 : 1960年生まれ。精神科医師。専攻:精神病理学・精神療法。神戸大学医学部卒業後、神戸大学医学部助手・講師を経て、神戸市西市民病院精神神経科医長を務める。1995年の阪神淡路大震災においては、全国から集まる精神科ボランティアをコーデュネイトし、避難所などでカウンセリングや治療活動を行なった。その記録を綴った『心の傷を癒すということ―神戸・365日』(作品社、のち角川ソフィア文庫収録)でサントリー学芸賞受賞。2001年12月2日没
宮地尚子 : 精神科医師。専攻:文化精神医学、医療人類学。1993年、京都府医科大学大学院修了。1989‐92年、ハーバード大学医学部および法学部で客員研究員。近畿大学医学部衛生学教室助教授を経て、2001年より、一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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