ハーヴェイ・ジェイコブズ

Individuals/organizations Page

Books

グラックの卵

ハーヴェイ・ジェイコブズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336047380
ISBN 10 : 4336047383
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ユーモア・奇想SFを溺愛する浅倉久志が選んだユーモアSF/ベスト・オブ・ザ・ベスト。幻のナンセンスSF「見よ、かの巨鳥を!」をはじめ、ジェイコブズの爆笑表題作、スラデックの傑作中篇など全9篇を収録。

【著者紹介】
ハーヴェイ・ジェイコブズ : 1930年ニューヨーク生まれ。米ABCテレビのワールドヴィジョン・ネットワークに勤めながら「プレイボーイ」「エスクワイア」などで短篇を発表。鋭い皮肉を持ち味にしたマジック・リアリズム系作家として知られる

浅倉久志 : 1930年生まれ。大阪外国語大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    「見よ、かの巨鳥を!」はバカSFだけど今、世界中で起こっている地震を思うと…。「モーニエル・マサウェイの発見」の主人公とその友人があまり、人から褒められるような性格じゃないのにオチの逞しさに苦笑。「ガムドロップ・キング」はスタージョンの短編でこの展開でのホラー版を読んだような…。そして「マスタースンと社員たち」現代こその不景気時代のの日雇い・アルバイト・パート・派遣社員・契約社員・正社員の憂鬱と不安を抉り出していて意外と社会派ではないかな。SF版ルバイヤートな「バーボン湖」は読後、お酒が呑みたくなりますw

  • ニミッツクラス

    06年(平成18年)の税抜2400円の初版。国書刊行会の海外SF文学叢書“未来の文学”の一冊(アンソ)。浅倉氏編訳の43〜68年までの9編を収録で、表題作を含む5編が初訳。概ねユーモアSF(ユニーク&プチシュールも含む)。カットナーにはニヤニヤがとまらない…バラでしか読めない“ギャラハー物”と“ホグベン一家物”の内の、前者の貴重な初訳作品。巻頭巻末作品の“怪鳥”絡みと、ノヴォトニイの“どんだけ酒好きなの”はどこを突っ込んで良いのか嬉しくて困る。テンはタイムトラベル物…短編集に未掲載なので儲け。★★★★☆☆

  • けいちゃっぷ

    2年前に亡くなられた、名翻訳家にして名アンソロジストの浅倉久志さんが編んだユーモアSFのアンソロジー。 初っ端の「見よ、かの巨鳥を!」でガツーンとやられた。 こういう壮大なバカ話もSFならでは。 他の作品もそれなりに面白かったですよ。 363ページ

  • かとめくん

    「見よ、かの巨鳥を!」壮大な馬鹿っ話は好きだ。「ギャラハー・プラス」潜在意識内の自分が天才じゃ、苦労するよ。「スーパーマンはつらい」そりゃそうだ。「モーニエル・マサウェイの発見」パ、パラドックスが…。「ガムドロップ・キング」このあとどうなったのか気になる〜。「ただいま追跡中」ハードな設定とお馬鹿な展開が良いね。「マスタースンと社員たち」経費節減だけじゃ生き残れないよね。「バーボン湖」題名そのまんま。「グラックの卵」広げる方向はそっちか。

  • jojou

    腹を抱えるほどではないにしろ、思ったより多種多様で楽しめた。 泥酔している間にしか発明品をつくれない(しかもその用途を忘れてしまう)難儀な発明家の騒動が可笑しい「ギャラハー・プラス」、性格の悪いへぼ絵描きが20世紀最大の芸術家になったその経緯を描くタイムマシンSF「モーニエル・マサウェイの発見」、さまざまな技巧を凝らして描かれる事務社員たちの日常が滑稽で狂気的な「マスタースンと社員たち」、そしてとにかくアホな酒小説「バーボン湖」が特に面白かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items