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ISBN 10 : 4434160583
Content Description
マルケサス諸島で捕鯨船から脱出した船乗り二人がたどりついた先は、食人族「タイピー」の村だった。そして、そこで彼らが見たものとは―?南海の楽園を瑞々しい筆致で描く、『白鯨』の文豪メルヴィルの処女作。
【著者紹介】
ハーマン・メルヴィル : 1819年‐1891年。ニューヨークに生まれる。13歳の時に父親を亡くして学校を辞め、様々な職を経験。22歳の時に捕鯨船に乗り、4年ほど海を放浪。その間、マルケサス諸島でタイピー族に捕らわれるなど、その後の作品に影響を及ぼす体験をする。27歳で処女作『タイピー』を発表。以降、精力的に作品を発表するものの、生存中には評価を受けず、ニューヨークの税関で職を得ていた。享年72歳。生誕100年を期して再評価されるようになり、遺作『ビリー・バッド』を含む『メルヴィル著作集全16巻』が刊行され、アメリカ文学の巨匠として知られる存在となった
中山善之 : 北海道生まれ。慶応義塾大学卒業。タイム・ライフ日本支社図書編集部勤務後、翻訳者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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