ハーマン・メルヴィル

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タイピー 柏艪舎文芸シリーズ

ハーマン・メルヴィル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434160585
ISBN 10 : 4434160583
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

マルケサス諸島で捕鯨船から脱出した船乗り二人がたどりついた先は、食人族「タイピー」の村だった。そして、そこで彼らが見たものとは―?南海の楽園を瑞々しい筆致で描く、『白鯨』の文豪メルヴィルの処女作。

【著者紹介】
ハーマン・メルヴィル : 1819年‐1891年。ニューヨークに生まれる。13歳の時に父親を亡くして学校を辞め、様々な職を経験。22歳の時に捕鯨船に乗り、4年ほど海を放浪。その間、マルケサス諸島でタイピー族に捕らわれるなど、その後の作品に影響を及ぼす体験をする。27歳で処女作『タイピー』を発表。以降、精力的に作品を発表するものの、生存中には評価を受けず、ニューヨークの税関で職を得ていた。享年72歳。生誕100年を期して再評価されるようになり、遺作『ビリー・バッド』を含む『メルヴィル著作集全16巻』が刊行され、アメリカ文学の巨匠として知られる存在となった

中山善之 : 北海道生まれ。慶応義塾大学卒業。タイム・ライフ日本支社図書編集部勤務後、翻訳者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星屑の仔

    「未開人」と誰が言った。 彼らは彼らの文化があり、風俗があり、歴史があり、そして宗教がある。一見すれば奇妙に見えるそれも確かな理由がある。それが西洋のものと乖離しているからといって、決して「文明から見放された」、「遅れている」と口にしてはいけない。 筆者が無言でそう抗弁している気がした。

  • サトシ

    メルヴィルの処女小説ではあるが、ほぼ全編に渡ってポリネシアの原住民タイピー族の生活、文化がルポタージュタッチで記される作品である。かなり詳細かつ鮮明に描かれているため、ほとんど文化人類学のフィールドワークの域に達していると言えるだろう。その一方で、当時最盛期を迎えていた植民地主義や、その中で起こる白人キリスト教至上主義への痛烈な批判が度々見られる。後の作品である、『モビー・ディック』の主題である神の絶対性の揺らぎは、このマルケサス諸島での経験によって手に入れることができたのではないだろうか。ところでメルヴ

  • 勉誠出版営業部

    昨年(2012年)新宿の書店員さんから教えていただいた、ハーマン・メルヴィルの『タイピー』を読了。著者のメルヴィルが実際に捕まった(!)際の体験を基に書かれた、ノンフィクション系アドヴェンチャー小説。描写がやたらと細かい。

  • 悸村成一

    概算約708枚。読後感はいわく言いがたい。図書館本。137

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