ハーバート・ジョージ・ウェルズ

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タイムマシン 偕成社文庫

ハーバート・ジョージ・ウェルズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784036523405
ISBN 10 : 4036523406
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1998
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NAO

    ダーウィンの『種の起源 』に触発されて書かれたSF。80万年かけて、違う環境に置かれた人間が、どう変わっていくかを想像したら、とんでもないデストピアだったという想像力に驚かされる。児童向けの本だが、完訳だし、訳も読みやすいし、ポップなイラスト付きで面白く読めた。

  • Willie the Wildcat

    史実でなければ見聞ですらない推察。但し、説得力がある根底に、現代にも繋がる社会問題。産業革命、技術革新の齎す陰陽。格差社会、競争社会の成れの果てか。言語を含めた文化の喪失が意味深。一方、タイムトラベラーが持ち帰った「花」。感謝、慈愛など、暗闇に残された儚い希望ではなかろうか。故に、ウィーナとの再会の果ての”行方不明”と信じたい。蛇足だが、冒頭の「四次元」に、時間の活かし方を再考。無限じゃないんだよなぁ。

  • たち

    子供向けの本ですが、完訳ですので遜色なく読めました。おまけに挿絵がたいへん美しいです。80万年後の未来に辿り着いたタイムトラベラーの話のなかで、「変化のいらないところには、知性は生まれない」という一行が身につまされました。

  • KAKO

    「タイムマシン」というと、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のように、身近な人や知っている世界の過去や未来に触れてワクワクするSFと思っていたので、この作品の初読の時は、これはまた、ずいぶん暗くて寂しい、ワクワクしないSFだなあと思った。しかし、まさにその「タイムマシン」を発明したのが、本作ということで、SF史上貴重な作品。何と言っても知り合いどころか、果ては人類までいなくなっているはるかかなたの未来に行く主人公。ワクワクはしないが、興味深い物語だった。解説のウェルズとヴェルヌの比較も面白かった。

  • 花宴

    舞台を80万年後という途方もない未来に設定する所がすごいです。誰も想像しえない未来の姿でしょうね…主人公も並じゃない。これだけ散々な目に合ってるのに、寄り道するように更にその先の未来を貪欲に見ようとするというのは理解し難い^_^;一目散に帰るべきところでしょうに。そして再度、という所も好奇心を通り越しているような気がします。

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