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図説 ポケットと人の文化史

ハンナ・カールソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562074532
ISBN 10 : 4562074531
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

16世紀に服に付けられて以来、ポケットが果たしてきた役割とは。婦人服になぜポケットがないのかと問われるように、小さな布にファッションだけではなく、性差、身分、社会の変化も表れる。フルカラー。

【著者紹介】
ハンナ・カールソン : ニューヨーク州立ファッション工科大学で衣服や織物の保存管理を学んだのち、ボストン大学にて物質的文化の博士号を取得。以降、研究を続けながら雑誌への寄稿も行っている。書籍の出版は本作が初めて。現在はアメリカ最高の美術大学として名高いロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(RISD)にて衣服の歴史などについての講義を行っている

岸川由美 : 英国ニューカッスル大学英語教育法修士課程修了。ロマンス小説、サスペンス小説、ノンフィクション等の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 80000木

    ポケット、深い。ポケットにピストルとかが隠せるようになって、命の危険まで出てきて…ポケットに手を入れるのは怪しくて卑しくて行儀悪いという印象になり…一方で女性のドレスはゴツゴツして不恰好になるからポケットが無くて…スカートがふくらんだ時代に一瞬付いたけど流行らなくて…女性服にフェイクポケットつけて気晴らしみたいになってるのにココシャネルが怒って…ついに現代ではSNSで女性にもポケットを💢みたいな運動まで起こって…今もポケットの深さは男女で違う…でも未来の服はツルペタでポケットのない服だと予想されてた…深い

  • らむだ

    16世紀に服に付けられて以来、現在まで服についていたりいなかったりするポケット。ポケットが果たしてきた役割を概観し、そこから性差・身分・社会の変化を読み解いた作品。巻末に丁寧な原注・図版出典があり読書を助けてくれる。

  • Matthew

    ポケットが普通すぎてどうやってできたかなんて考えもしなかった。歴史を踏まえつつ、ユニークなエピソードと言い回しで堅苦しくなく読めました。 ファッションである限りポケットも変容する示唆もあり、自分自身も当事者であることを気付かされました。気づきの多い一冊でした。

  • パンプアップハム

    著者の女性は911の避難後にポケットが無いから何も持ち出せなかったのに対し、ポケットが沢山付いている服を来た男性同僚から帰りの電車賃を貰うエピソードから始まる。訳者の女性は、羽田の事故で避難した女性が同じく家の鍵も持っていなかったというエピソードを後書きで書いている。女性の服ポケット無い問題は最近のSNSでも話題になっているので、これを機にポケットがある服を買うという意思表示をして変えていければいいなと思った。

  • lovejoy

    ★★★

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