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真理と政治 / 政治における嘘

ハンナ・アーレント

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622097112
ISBN 10 : 4622097117
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

政治哲学者としてのアーレントの精髄をしめす代表的試論「真理と政治」およびそのケーススタディとも言うべき「政治における嘘」の二篇を、それぞれ『過去と未来の間』『暴力について』より収録。「ポスト・トゥルース」や「フェイク・ニュース」といった新語が話題になり、「ポピュリズム」と呼ばれる政治現象が世界中で台頭している現在、その事態のもつ意味を考えるためにも、本書の二篇は必読である。解説・國分功一郎

【著者紹介】
ハンナ・アーレント : 1906‐1975。ドイツのハノーファーに生まれる。ナチ政権成立後(1933)パリに、1941年にアメリカに亡命。バークレー、シカゴ、プリンストン、コロンビア各大学の教授・客員教授、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学教授などを歴任した

引田隆也 : 1953年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。政治思想史・政治理論専攻。元東京国際大学教授

山田正行 : 1957年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。政治思想史・政治理論専攻。東海大学名誉教授

国分功一郎 : 1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いとう・しんご

    表題のうち、前者は「過去と未来の間」に、後者は「暴力について」に既訳の論文で、それぞれの改訳。2論文と同じくらいの分量の訳者あとがきと解説がついている。なんとなく中途半端な感じでした。

  • 林克也

    60年前と今と、アメリカをはじめとする政治屋の性根(今は商魂のほうがわかりやすいか)は同じだが、それに乗せられる民衆のオツムが、今のほうが圧倒的に悪いと思った。 今、ハンナアーレントがアメリカで生きていたら、何を言い何を行うだろうか。

  • 遊動する旧石器人

    2024年7月10日第1刷発行。ポスト・トゥルースの時代に読まれるべき2篇として選集されたハンナ・アーレントの嘘に対する1冊。敵を欺く嘘から味方を欺く嘘へ。自己欺瞞に満ちたポスト・トゥルースの時代において、考えないを選択する大衆。近代という人間の理性を信じた時代は、理性はあろうことか考えることをやめてしまった怠惰な人間の時代へと行き着いた。超古代文明が滅びたとされる理由とシンクロする現代。どこかの時点で、裁きの雷が落ちないと気付かないのかも知れない。それ回避するには、倫理資本主義や交換様式Dの徳を要する。

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