ハンス・ユルゲン・アイゼンク

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精神分析に別れを告げよう フロイト帝国の衰退と没落

ハンス・ユルゲン・アイゼンク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784826502283
ISBN 10 : 4826502281
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1988
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NICK

    フロイトの理論というのはフロムやユングといった直近の精神分析家だけでなく、西洋思想に多大な影響を与えた偉大な業績だと何の疑いもなしに思っていたのだが、この心理学の立場からフロイトを徹底的に批判する本を読み終わった今、ある種の不安に襲われている。精神分析が似非科学でしかない。科学としての厳密性が見当たらない。「フロイトの理論は彼自身の感性とコンプレックスを文学的に表現したものとしてしか理解できな」いのだという。だとするならフロイトをその源流の一つとするフランス現代思想とはいったいなんだったのか。

  • あべっち

    精神分析に治療効果はない、エディプス・コンプレックスとか幼児の性欲についての理論は現実の幼児に当てはまらない、夢判断もおそまつ、「無意識」はフロイトが発見したもののように思われがちだけど、実は昔からそういう発想はすでにあった……という内容で痛快。ポストモダンな人は「ええ、精神分析は科学じゃありません。それがなにか?」というかもしれない。でもフロイト自身は自分の研究を科学だと主張している。仮に「思想」や「メタファー」と捉えるにしても、現実に当てはまらないものをわざわざ「メタファー」に用いる必要はないわな。

  • N_A

    再読。付箋化済み。

  • ᚹγअәc0̸א

    「科学の偉大な悲劇は美しい学説を醜い事実で 打ち殺すことにある」(T. H. ハクスリーの引用)という観点で、実験エビデンスベースの行動科学派の立場からフロイト派の精神分析に批判的検討を与えるアイゼンク先生。 「フロイトの学説が美しいかどうかは疑わしいですが」と結構シビアであるが、最終章(安らかに眠れ・フロイトの評価)にて一応のリスペクトを示しているのが好。 --フロイトは疑いなく天才でした。しかし、厳格に証明する天才ではなく、説得の天才でした。実験計画の天才ではなく、文芸芸術の天才でした。

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