魂から奏でる 心理療法としての音楽療法入門

心理療法のひとつとしての音楽療法を、受容的・活動的な両面から捉え、医学における音楽の役割を明らかにした最良の入門書。ドイツ語圏の現代音楽療法の展開を含め、その内実を伝えるテキスト。

【著者紹介】
ハンス＝ヘルムート・デッカー＝フォイクト : 教授、哲学博士、芸術修士。１９４５年ツェレにて出生、心理学者、音楽療法士、作家。ハンブルク音楽／演劇大学音楽療法部学部長、音楽療法研究所所長、ベルリンのヘルベルト・フォン・カラヤン財団による音楽療法および芸術的心理療法養成のためのヘルベルト・フォン・カラヤン・アカデミー校長、スイスのロイクＬｅｕｋの職業人のためのヨーロッパ音楽療法専門大学創始者および専門課程の代表。治療的、発達心理学的なコンテクストにおける、人と音楽の相互作用に関する多数の本の著者、書籍、およびＣＤのシリーズの発行者。ドイツ作家同盟Ｖｅｒｂａｎｄ　ｄｅｕｔｓｃｈｅｒ　Ｓｃｈｒｉｆｔｓｔｅｌｌｅｒ（ＶＳ）の創立メンバー。第八回世界音楽療法会議（１９９６年、ハンブルク）大会長

加藤美知子 : 音楽療法士。東京生まれ。１９７５年ミュンヘン国立音楽大学卒（ピアノ・音楽教育）。同年より８２年までミュンヘン小児センター音楽療法科勤務。８６年ミシガン州立大学音楽療法修士課程修了。現在、東京武蔵野病院などで音楽療法を実践。洗足学園大学にて非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）