ハンス・ツィッパート

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お皿監視人 あるいはお天気を本当にきめているのはだれか

ハンス・ツィッパート

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784384055610
ISBN 10 : 4384055617
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界中の天気をコントロールしようと試みる「お皿監視人」たち。この企みの危険性を知った4人の子どもたちは、彼らの予測できない行動をとり…。ユニークでちょっと不思議な、大人と子どものためのファンタジー。

【著者紹介】
ハンス・ツィッパート : 1957年ビーレフェルト生まれ。ジャーナリストとして、フランクフルター・アルゲマイネ紙、ヴェルト紙等に寄稿。機知に富んだ記事・エッセイで評判が高い。ヴェルト紙の人気コラム『Zippert zappt』は連載記録が10年を越え、2007年Henri‐Nannen‐Preisを受賞

ミヒャエル・ゾーヴァ : 1945年生まれ。ベルリンの造形芸術大学で芸術教育を専攻。半年間教育に携わったのち、画家、風刺漫画家、イラストレーターとして活動。ベルリン在住

諏訪功 : 1936年東京生まれ。玉川学園高等部、東京外国語大学、東京大学、ボン大学等でドイツ語、ドイツ文学、ドイツ語学を学ぶ。首都圏の諸大学、カルチャーセンターで教えるかたわら、「NHKラジオドイツ語講座」講師、ウィーン大学客員教授、「基礎ドイツ語」編集長を経て、1999年一橋大学名誉教授、2003年〜2006年獨協大学特任教授。『バルトルの冒険』(同学社2007。ドイツ文化センター翻訳賞「ダウテンダイ・フェーダー2008」受賞)など、ドイツ語学、ドイツ文学の翻訳などがある

ヴォルフガング・シュレヒト : 1950年ドイツ・バイエルン州生まれ。ミュンヘン大学で哲学、東京外国語大学及び東京大学大学院で日本学を学ぶ。三修社でドイツ語教材・辞書の編纂に携わったのち、早稲田大学でドイツ語を教える。現在早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    ミヒャエル・ゾーヴァの絵を楽しみに読んだのですが、いつもの本よりも絵が少なくその点では若干不満が残りました。絵本というよりも中学生以上の子供向きの童話なのでしょう。ただ話は結構楽しく、ドイツのことわざなどをうまく利用したしかも若干皮肉の聞いた物語です。ドイツ人は日本人よりももっともったいないという気持ちが強いと思われます(私のもう何十年前の経験ですが)。それと天気をうまくつなぎ合わせた感じです。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    最初にドイツで好き嫌いをする子供たちとお母さんの舌鋒戦で始まり、「飢えている」筈のバングラデシュに送ったら、そこの子供達もその料理は嫌いという、「実情を知らずに偏見で判断し、善意に見立てた行為程、迷惑なものはない」が展開されているのに爆笑。その対比としてのバングラデシュの行為がナイス過ぎる!!そしてケチんぼなジュゼッペさんがピザだけじゃなくてボロネーゼも奢ってくれたのに食べられない子供の腹の虫の音に哀愁を感じる。また、付記の「深い大皿」の部分に「そうなって堪るか!!」という気持ちで食べ尽くしたくなるこの頃

  • 星落秋風五丈原

    人が毎日食べている食事の残飯で天気が決まってしまうということわざを元に、もし本当にそんな事で天気が管理されちゃったら?というお話。探偵団の名前がウオノメ•タカノメ探偵団(鵜の目鷹の目が元ネタなんだろうなぁ)だったり、本名が似ても似つかない女の子がマリ―・クレールと名乗ったり、くすくす笑わせるネタを仕込みながら、彼等が自分達が食べないご飯を飢えているバングラデシュの子供達に送るが、彼等にとっては有難迷惑だった、というシニカルな場面もあり、子供達に教訓を素直に読み聞かせるタイプの絵本ではない。

  • TANGO

    図書館本。ゾーヴァの名前にひかれて貸し出し。ドイツでは、「お皿に食べ物を残すと雨」という言い回しから、不思議な物語が始まって、驚きの結末が待ち受けていた。少年探偵団やお天気マフィアなど、ユーモラスな登場人物たちに、ドイツならではの表現がみえたり、地球温暖化や世界の食料事情なんて壮大なテーマが絡んで、大人が楽しめる1冊。

  • リップ

    ドイツには「お皿のものを残すと雨が降る」という言い回しがあり、これはお皿を監視することで天気をコントロールし、やがては地球温暖化さえもコントロールしてしまおうという団体を阻止する4人の子供たちのお話です。面白かった!これもドイツ語で読めるようになるといいなー!

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