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ようこそアラブへ

ハムダなおこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336061010
ISBN 10 : 4336061017
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

内戦がくすぶる中東社会で、燦然と輝き続ける未来都市ドバイ。高賃金、安全、宗教的な保護を求め世界中から集まる人々は、自らの能力を頼りに未来を掴もうと凌ぎあっている。その姿はまた未来の世界の縮図でもある。世界人口の四分の一となったムスリムの思考や価値観を、日常生活を綴った身近なエッセイの中で解き明かす本著。そこに見える必然は、新鮮な驚きに満ちている。

目次 : 第1章 湾岸アラブ(UAE)の人々(眼力/ 年末を飾ったもの ほか)/ 第2章 アラブからみた日本人(変化のあと/ 得手、不得手)/ 第3章 言うは簡単でも―イスラームの奨励する断食、慈愛、孝行(それぞれの抵抗/ 不平等の法則)/ 第4章 家族とわたし(暑い盛りのラマダーン/ キリの箱)

【著者紹介】
ハムダなおこ : 日本UAE文化センター代表、エッセイスト。1989年早稲田大学文学部文芸科卒。1990年、UAE男性と国際結婚し、UAEに移住。3男2女をもうける。2005〜09年、アラブ・イスラームの生活について勉強会を主宰。その後、日本人に向けて講演、エッセイなどでUAE社会を紹介し続ける。2008年、日本UAE文化センターを創設。日本文化をUAE地域社会に、UAE文化を日本社会に伝える活動を続けている。2012年、第8回「文芸思潮」エッセイ賞受賞。2015年、第3回「潮」アジア・太平洋ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • どんぐり

    「アラブからこんにちは〜中東アラブの知られざる主婦生活」のメルマガを毎月発行しているハムダなおこさんのエッセイ。UAEの男性と結婚し、アラブ・イスラーム社会に住んで25年。現在、日本UAE文化センターを主宰して日本とUAEをつなぐ活動をしている。1に母親、2に母親、3に母親、アラブ・イスラーム世界では母親をないがしろにする人間は、世間からも社会からも尊敬されない。女性は酒を飲む、一人で男性と会う、肌を見せることはご法度。そんな社会で暮らす日本女性の異文化との出会い、アラブのことを知るにはうってつけの本だ。

  • ぶんこ

    弟がドバイに赴任していたので、知っている気になっていましたが、この本を読んで弟夫婦は本当に暮らしていたのかと疑問を持ちました。生粋のUAE人が人口の2割弱!に驚き、高校生の授業がペーパーレス化し始めていて過酷な事、国としての試験にも不正があること等々驚くばかりで、四角四面の頭の硬い日本人には生きにくい国かもしれません。ハムダなおこさんの資質(大学時代探検部所属、船旅大好き)があってこそ、毎日の生活が続いたのであって、普通の日本人には難しそうと思ってしまいました。なおこさんに感服。

  • 昭和っ子

    UAEの男女が結婚相手に求める最も重要な資質は「エレガンス」であること。ここでのエレガンスとは、「男女席を同じゅうせず」のイスラムの厳しい戒律のもとで、男女間あるいは知人との距離を自然にスマートに配慮し、尊厳を保ちつつ日々行動する事。砂漠の民として厳しい自然の中で暮らしてきたアラブの人々には、人を見る眼力と同時に寛容さがあり、日本人にはすぐに理解できない理りがある。そこに嫁ぎ、日本人の視点からアラブの日常のスマートさを教えてくれる著者の生活の記は、タフでチャーミングですごく面白かった!良書‼︎

  • とよぽん

    読友さんのレビューにより、読了。アラブの人々がエレガンスと名誉を重んじることがよく分かった。ハムダなおこさんの本を初めて読んだが、外国人が人口の9割も占めるUAEでの異文化生活に溶け込み、「郷に入っては郷に従え」的な生活を活写していて面白かった。中でも、義父の生き方がすごいと思った。そのように捉えたなおこさんの、相手を尊重する姿勢に感動した。イスラームの、個人と神の契約(?)も合理的ですっきりしていると思った。

  • グラコロ

    相手に落ち度があってもとことん責めるのではなく、後で借りを返してもらう。ビジネスは奥さん同士のネットワークでうまく行く。物乞いは飛行機に乗って他国からやって来るなどなど。アラブって深いなあ!

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