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全体主義の起原 1

ハナ・アレント

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622020189
ISBN 10 : 4622020181
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1981
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よむよし

    迫害、差別について思うところがあり色々調べる中で本書に出会いました。平等について教えられたので書き写し繰り返し読みました。「…全ての市民の平等ということが……構成を固めたということが至るところで明らかになった」(第三章ユダヤ人と社会p101)神の前でのあるいは死の前での平等という意味が失われ、法の前での政治的法律的平等という意味になったことによる問題点を指摘してます。ハイデッガーの教え子の頃まだ10代でしたが彼の将来性を見抜き愛人になっていました。不倫関係が進む中でそれぞれの思想を深めていったといいます。

  • ベイス

    難解だけど、アーレントの生み出した知こそ20世紀の人類の知のひとつの到達点だと言い聞かせ、自分を叱咤激励しながら読了。段落ごとにまず通読、2回目に未知の単語をググりなから、3回目に反復読みしてようやく何が言いたいのかがおぼろげに浮かんでくる。新訳はもっと読みやすいのか?次は帝国主義。第3巻から読む方法もあるそうたがもう戻れない。しかしその前にアーレントの反ユダヤ主義の洞察が深すぎるのでいったん補足書籍へと寄り道することに。みすず書房、とても良質だが手に持ちにくいサイズなのはあえてか?

  • 翔亀

    ホロコーストがなぜ起ってしまったのか。全体主義理解の為の古典的大著全3巻。まだ導入部で、全体主義の重要な要素となった「反ユダヤ主義」が語られるだけだが、圧倒的。独仏を中心にユダヤ人社会をめぐる近代史を政治史/経済史を丹念に跡付けながら読み替える。歴史上の事件に隠れた社会的要因を検証するため詩人や作家を読み解く。ユダヤ人を絶滅させるような歴史をなぜ我々は歩んだのか、歴史を繰り返さないためにアーレントは、ヒットラー個人の資質や独の政治力学でなく、西欧近代の歩みの襞に果敢に立ち向かっていく。その姿に身震いする。

  • 魚京童!

    個々の単語がわからんし、時代背景知らないし、アーレントは難しすぎた。もう少し歴史を勉強して、単語はググってまとめながら読まないとしょうがないよね。OKグーグル、そもそも反ユダヤ主義って何?ウィキペディアの引用なんていらないよ。

  • きいち

    越境入学だったためにグループ間の調整役として先生にも重宝がられていた生徒が、面倒がって委員とか生徒会とかに手をださなかったら、担任変わったとたんにイジメの的になってしまう、そんな構図。そしてそれは、町内全体に広がる…。手塚マンガのプロットのようだ。◇反ユダヤ主義は確かに、日本人に身近なものではない。でもこれから、私の中にも絶対にあるはずの全体主義の源流の一つとして話が進むのだから、何とか身近に置き換えておかないと、と。◇新大久保のヘイトスピーチ?弾左衛門の凋落?いや、やはり学校内のプロットがもっとも近い。

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