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フューチャー・ネーション 国家をアップデートせよ

ハッサン・ダムルジ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910063089
ISBN 10 : 4910063080
Format
Books
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書は「どうすれば地球規模の国家を建設できるか」という問いに徹底的に答えていく。私たちにはすでに実績があるのだから、もう一度成しとげることは可能だ。今度はその対象を全人類に広げなければならないというだけだ。ビル&メリンダ・ゲイツ財団の若き幹部が、圧倒的な知見を駆使して描く、「ポスト・ナショナリズム世界」の未来設計図!

目次 : Introduction グローバリズムをアップデートせよ/ 第1章 グローバリストとナショナリスト/ 第2章 誰も排除しない―第1の原則/ 第3章 ミッションを定め、敵を見きわめる―第2の原則/ 第4章 国民国家を守る―第3の原則/ 第5章 移民の自由化にはこだわらない―第4の原則/ 第6章 勝者のタダ乗りを許さない―第5の原則/ 第7章 システムを支えるルールを公平に―第6の原則/ 第8章 フューチャー・ネーションへ

【著者紹介】
ハッサン・ダムルジ : ビル&メリンダ・ゲイツ財団副ディレクター。同財団のグローバルポリシー&アドボカシー部門(中東・パキスタン・日本・韓国)を率いる。専門はコーポレートマネジメント、国際開発、教育改革。ロンドンでイラク人の父親とアイルランド人の母親の元に生まれる。オックスフォード大学卒業後、ハーバード大学で修士号(中東研究)を取得。マッキンゼー&カンパニーをへて、2013年、ゲイツ財団に参画。25億ドルの開発ファンドLives&Livelihoods Fundの共同創設者や、ロンドン拠点のチャリティ・スクールOne Degree Academyの共同創設者なども務める。来日経験も多く、日本の近現代史に造詣が深い

土方奈美訳 : 翻訳家。日本経済新聞記者を経て独立。米国公認会計士資格(CPA)所有。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Willie the Wildcat

    『統一国家実現の3つの条件』が根底となり、既得権益を最大限尊重する包括的な機関。踏まえた6つの原則。理想ではあるが、消えない違和感。『グローバル体制が強化すべき4分野』の”難民”の件。加えて、各種合意形成を含めた新機関発足のRoadmapが、読み取れない。散見された”自由”という言葉が、これらの違和感の温床かもしれない。但し、著者の意図のカギは、将来を見据えた”必要十分な”機関を興すこと。昨今の閉塞感漂う政治の世界が、私の思考・視野を狭めているのだと推察。COVID-19が落ち着いてから要再読ですね。

  • ta_chanko

    ナショナリズムは元来、偏狭な部族主義・ローカリズムを乗り越えるための普遍的な思想として誕生した。しかしグローバル化が進んだ現代においては、世界平和・自由貿易・SDGsなど地球規模の課題解決を妨げる偏狭な思想と捉えられている。歴史を振り返ると、普遍的な思想を広めることでコミュニティを拡大してきた。長い目で見れば、世界は統一される方向で進むのだろう。さまざまな軋轢は避けて通れないが...。グローバリズムというと商業的覇権の印象が強いので、さまざまな人々を包摂するインクルーシブな「ユニバーサリズム」の推進を。

  • ☆ツイテル☆

    フライヤー

  • ふら〜

    世界国家の樹立のために何が必要かを考察。国として一つにまとまるためには共通の敵(共通の目標)が必要であり、今はSDGsという全国家によって合意されたものがあるからそれに向かっていけば良い、人間部族意識が根元にあるから、国民国家はすぐに解体する必要はなく漸進していけば良いという現実的グローバリストという感じ富裕層への課税の枠組みや国際機関(国連)の改革にも触れ、出来る限り公平になるよう配慮もなされている。個人的に驚いたのは発展途上国の国民の方が世界市民的意識が高いというアンケート結果(母集団が気になるが…

  • shiroe_42

    グローバル国家の必要性を訴えつつ、今のグローバリズムの問題点を指摘する。SDGsのようにグローバルに取り組まなければならない課題に取り組む仕組みを実現するため、インクルーシブなグローバル国家が求められる。

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