Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• Hotspur

  読了日：2020/11/07

  『量子の世界』の続篇。というか、原著 The Cosmic Code の後半。全体の約四分の三が素粒子の世界の探訪に充てられている。それがゲージ場理論と陽子崩壊にたどり着いた後、それに続く最終章「量子と宇宙」で探究は一気に宇宙開闢（ビッグバン）へと転じ、それを最終部「宇宙の法典」が受ける。著者の辿る理論物理学発展の道筋には全くクラクラさせられるが、最終部で述べられる彼の考えは実にヒューマン。

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