Books

エロイ-サと虫たち

ハイロ・ブイトラゴ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784378041315
ISBN 10 : 4378041316
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

お父さんとふたり、遠い町に引っ越してきた私。心細くて心配で、まるで自分が虫になったみたい…。住み慣れた家を離れた少女が、新しい土地でとまどいつつ生きていく様を細やかに描いた、ラテンアメリカの傑作絵本。

【著者紹介】
ハイロ・ブイトラゴ作 : 1973年コロンビアのボコタ生まれ。児童文学作家でイラストレータ。ジョクテングとの共作『かえり道で』(2008)は、2007年メキシコのフォンド・デ・クルトゥラ・エコノミカ社主催の風の岸辺賞を受賞

ラファエル・ジョクテング : 1976年ペルー生まれ、1980年よりコロンビア在住。グラフィックデザイナーとして出発の後、カナダのグラウンドウッド社刊行の『雨の使い』(2001)、『白い花』(2005)など、中南米出身の作家とともに絵本を手がける。ラテンアメリカを地盤に、これからの活躍が期待されるイラストレータ

宇野和美 : 東京外国語大学卒業。出版社勤務の後、スペイン語児童文学の翻訳に携わる。日本ラテンアメリカ子どもと本の会発起人の1人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヒラP@ehon.gohon

    父親と2人やってきた町は虫の世界だった。 何とも衝撃的な絵本です。 でも、この絵本が難民のことを扱っていると解ったら、何とも辛辣なアイロニーとして頭に溶け込みました。 難民からみたを移住先の世界です。 これがそこに住んでいる社会から見たら、やってきた人が虫に見えるに違いありません。 現に日本では、同じ人間でありながら、難民と認められずに収容施設で命を落としたり、逃れてきた国に送還されるのではないかと怯えている人たちがいます。 この人たちへの扱いが、人間的だとは思えません。

  • たまきら

    カフカの変身を思いながら読みました。自分自身が社会の反抗分子になってしまったような、忌み嫌われる存在になってしまったような…。でも昆虫が多様なだけ救いかも。ただ同じハチだけがいるとかそういう風景だったら耐えられなかったかも…。

  • 魚京童!

    なんだろうね。誰目線なんだろ。世界が違う。国が違う、地域が違う、ムラが違う。そんなことを思えばいいのかな。気持ちが悪いのはどっちだろうね。日常と非日常。ハレとケ。それが人生なのかもしれない。私は都で何をしているのだろうか。虫に囲まれて。コンクリートジャングルで。錦を飾ることはできるのだろうか。錦を飾るの錦ってなんだろうね。どこかの絵本で見た気がするけど、出てこない。検索では引っかかってこないイメージを共有したい。そんなの絶対売れるよね。グーグルがやってくれないかな。頭にUSBをつないでそのイメージを出力し

  • たーちゃん

    何でこんなに大きな虫たちがいるの???と頭の中がはてなマークでいっぱいでしたが、難民のお話だったのですね。不安な気持ちを表していたと思うと納得でした。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    ちょっと触りたくない…と思ってしまいました。虫たちは例えで、難民問題の絵本です。南米コロンビアの絵本。故郷を後にし、新しい環境で打ち解けるには時間がかかりますが、いつの間にか馴染み、でも故郷のことを忘れるはずもありません。いいおはなしですが、虫たちが(>_<) 『大人が読みたい絵本500』 https://bookmeter.com/books/10792865 で紹介されていた。【誰かと一緒にいたいとき】 【こども哲学】

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items