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ISBN 10 : 433475435X
Content Description
「将来」「既往」「瞬視」という新しい時間概念を提示し、“死に臨む存在”としての現存在の存在を考察した第7巻を受けて、この最終巻ではもう一方の「誕生」(始まり)から、そして歴史性との関連から、“現存在”が存在する根源的な時間を明らかにする。(第2篇第6章第83節まで)
目次 : 第1部 時間性に基づいた現存在の解釈と、存在への問いの超越論的な地平としての時間の解明(現存在と時間性(時間性と歴史性/ 時間性と、通俗的な時間概念の起源としての時間内部性))
【著者紹介】
マルティン・ハイデガー : 1889‐1976。ドイツの哲学者。フライブルク大学で哲学を学び、フッサールの現象学に大きな影響を受ける。1923年マールブルク大学教授となり、’27年『存在と時間』を刊行。当時の哲学界に大きな衝撃を与えた。翌’28年フライブルク大学に戻り、フッサール後任の正教授となる。ナチス台頭期の’33年に学長に選任されるも1年で辞職。この時期の学長としての活動が、第二次大戦直後から多くの批判をうける。大戦後は一時的に教授活動を禁止された。’51年に復職、その後86歳で死去するまで旺盛な活動を続けた
中山元 : 1949年生まれ。哲学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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