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いま, 平和を本気で語るには 命・自由・歴史

ノーマ・フィールド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784002709901
ISBN 10 : 4002709906
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

平和について、「本気で」語りあうことがなぜ難しいのか。小さな勇気を育むには、どうしたらよいのだろう。「逆さまの全体主義」と現在の戦争。そのなかの生活と命について。過労死と不登校。福島の「復興」と被害者の自己疎外をめぐって。「従軍慰安婦」問題と歴史への向きあい方。学問・報道・言論の自由。アジアからの「解放の神学」の可能性。これらを、今を生きる人、これからを生きる人とともに考える。

目次 : 1 本気で“平和”を語ることの困難/ 2 「逆さまの全体主義」と現在の紙争/ 3 二一世紀の「戦後」と「平和」/ 4 過労死と不登校が物語るもの/ 5 福島の復興・分断・沈黙―被害者の自己疎外/ 6 歴史と向きあうとは?―「従軍慰安婦」問題と学問・報道・言論の自由/ 7 アジアからの解放の神学へ

【著者紹介】
ノーマ・フィールド : 1947年東京生まれ。1983年プリンストン大学で博士号取得。専門は日本文学。シカゴ大学東アジア学科教授を経て、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 万葉語り

    〈 〉の中の言葉を何に変えても成立してしまいそうな内容だった。福島、従軍慰安婦、憲法9条、過労死と不登校。さかさまの全体主義に飲み込まれないためには、関心をもって学び、声を上げ行動することが大切で、なかったことにしてはならない。そのための小さな勇気としぶとさを持つことは難しいし、私は苦手だと思ったからこそ心に残った。2019-010

  • 魚京童!

    全体主義ってなんですか? 私のおもう全体主義とは異なった。戦わなければならない。立ち上がらなければならない。その通りかもしれない。でも流されて死ぬのもまた一興。平和なんていらない。だって戦争を知らないのだから。わからないよ。3Dで、VRで見せてくれるの?

  • けんとまん1007

    まさに、今、読むべき1冊。現在の危うさ、脆さが痛いくらいに伝わってくる。どうして、こんなになってしまったのか。人間の劣化としか、言いようがない。それに、選択肢は、いつの時代にもあるべきなのに、最近は、その逆の風潮でもある。

  • しょうじ@創作「熾火」執筆中。

    【2023読了】かなり良い印象だったはずだが、2024/03/23現在では記録がなくて、思い返せなくなっている。

  • Mc6ρ助

    『・・「カトリック教会はアイルランドを愛してはいない。しかし、アイルランドの人々は互いを愛し合うことを学んだのだ」。・・権力者(この際は聖職者)の不正、偽りが発覚して、・・教会に捨てられた、教会を捨てた人たちがその代わりに互いを「愛し合う」ことを学んだ、とはどこまで実状を反映しているかは判らない。しかし、なんとも心躍る捉え方ではないだろうか。(p54)』今の世相を喝破して肯うことばかりで救いがなく、明るいのはこの程度。お上に関わらずお天道様に恥じないよう暮らしてきた日本人、そろそろ変えなきゃいつかきた道!

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