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ISBN 10 : 4480510680
Content Description
「幼児を殺して貪り喰い、近親相姦を行い、十字架に唾をかけ、魔王を崇拝する」―近世のキリスト教世界において激しく非難された「魔女の社会」は、すべてが捏造されたものにすぎない。では、それらの言説はどのような伝統を持ち、いかにして「魔女たち」と結びつき、そして「魔女狩り」に寄与してきたのか。厳密な資料読解を通して、排除と迫害が生み出される条件とその仕組みを明らかにする。また、近代の魔女狩り研究が、どのようにその過ちを増幅し流通させることになったのかについても徹底的に検証する。
目次 : 古代における序幕/ 悪魔とその力にかんする見解の変化/ 中世の異端の悪霊化/ テンプル騎士団の壊滅/ 儀礼的魔術の実在/ 悪霊を崇拝する魔術師は存在しなかった/ 魔女の社会は実在しなかった/ 民衆の想像の中での夜の魔女/ 魔女狩りの開始についての誤った通説/ 魔女狩りは実際に、どのように始まったのか
【著者紹介】
ノーマン・コーン : 1915‐2007年。オックスフォード大学クライスト・チャーチの研究員をつとめ、戦後、イングランド、アイルランドの諸大学で教鞭をとる。元サセックス大学教授。1968年に人種関係問題でアニスフィールド・ウルフ賞を受賞
山本通 : 1946年生まれ。一橋大学経済学部卒業、一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得、満期退学、博士(社会学)。神奈川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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てつ
読了日:2022/11/29
松本直哉
読了日:2022/05/08
ばんだねいっぺい
読了日:2024/12/03
じぇろポーta
読了日:2024/12/14
takao
読了日:2024/11/19
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