Books

森の中に埋めた 創元推理文庫

ネレ・ノイハウス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488276126
ISBN 10 : 4488276121
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

キャンピングトレーラーが炎上し大爆発が起きた。放火の痕跡があり、男の焼死体が見つかる。刑事オリヴァーとピアは捜査を始め、トレーラーの持ち主がオリヴァーの級友の母親だと判明する。だがホスピスにいた彼女は、何者かに窒息死させられてしまう。次々と起こる殺人の被害者や容疑者はオリヴァーの顔見知りばかりで、さらに42年前のある事件が関係している可能性が……。大人気警察小説〈刑事オリヴァー&ピア〉シリーズ最新作!


【著者紹介】
ネレ・ノイハウス : 1967年、ドイツ、ミュンスター生まれ。夫が経営するソーセージ工場で働きながら、2005年に初の長篇ミステリUnter Haienを自費出版した。“刑事オリヴァー&ピア”シリーズ第一作『悪女は自殺しない』と次作『死体は笑みを招く』も自費出版し、地元の書店で絶大な人気を博す。その後、評判を聞きつけた老舗出版社ウルシュタイン社からの出版が決定し、2009年正式にデビューした

酒寄進一 : ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • W-G

    前作まではかろうじて食らいついていけた登場人物の多さも、いよいよ今回は度々人物表に戻って確認せざるを得なくなった。タネ明かしされればシンプルな事件も、起因する出来事がかなり昔の物であることや、明らかに口をつぐんでいる関係者だらけなことや、フェリツィタスの章に代表される、なくてもいい枝葉の部分に頁を割いていること等、小説として贅肉といえるような"無駄"がそのまま目眩ましとして機能している。新キャラのターリクがいい感じな点は個人的に収穫。そして今になってインカをこういう扱い方するかという衝撃もなかなかのもの。

  • ゆいまある

    後半になってスピードアップするまでが長い。そして後半は怒涛の展開続きでぼーっとしてるとついていけない。眠いときに読んじゃ駄目。前作で心折れたオリヴァーはこの事件を機に長期休暇に入り、復帰は考えていない。ところがオリヴァーの身近な人ばかりが死ぬ。小さな村なので、人間関係が複雑。前妻の父親が実は兄とか、相関図が頭に入っていても混乱する。凄く練られた話だけど、ちゃんと理解しきった自信がない。ここでオリヴァーは一旦引退?ピア派なので嬉しいけど、オリヴァー、こんなに人間関係壊れてここで暮らせるのか?

  • のぶ

    わずか一週間程の物語なのだが、大変な労力を使った。途方もなく多い登場人物に、複雑な相関関係。確かに疲れるが、内容は読ませるに満足なものだった。キャンピングトレーラーが炎上する事件に端を発する。放火の痕跡があり、男の焼死体が見つかる。オリヴァーとピアは捜査を始め、トレーラーの持ち主と被害者が判明する。ここまではさわりの部分。読み進むうちにオリヴァーの過去に関係している事実が次々に出てくる。被害者や容疑者はオリヴァーの顔見知りばかり。シリーズを通して、オリヴァーへのこだわりが、本作でも十分出ていた。

  • papako

    感慨深いなぁ。もうシリーズ8冊目。今回すごく大きな転機を迎えた。キャンピングカーの爆発事件から幕を開ける連続殺人事件。42年前の男児行方不明事件と関係しているのか?犯人は示唆されているのでわかるけれど、なかなか追い詰められない。オリヴァーは過去の事件の関係者であり、容疑者は全員知り合い。まさかあの彼女が!オリヴァーは過去に決着をつけて、やっと落ち着けるのか?果たして次の事件に彼は戻ってくるのかしら。やはりピア&オリヴァーシリーズだしね。ピアもおめでとう!あー、楽しかった。

  • goro@the_booby

    表紙の狐の写真が何を意味するのか分からなかったし、変わった表紙だな?と思ったが、読み終えて見返すと何とも言えず哀しい。オリヴァーの少年時代の心の傷が40年を超えて蘇った事件。過ちが意図してか、欲に駆られてか静かに深く村人に蔓延し誰もが口を噤む。多彩な登場人物に誰が誰だか混乱してくるけど中だるみせず読ませる作者の力量。悲しきオリヴァーだけど少しは癒えたでしょうか。9作目は帰って来るのか、はたまた途中であってもピアを助けに来るのか。末娘のゾフィアと楽しく過ごせるのか次作が楽しみです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items