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ゆる古代ギリシア哲学入門 おもしろおかしい逸話で学ぶ25人 中公新書ラクレ

ネオ高等遊民

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121508478
ISBN 10 : 4121508475
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan

Content Description

アリストテレスは人をバカにしまくる嫌なヤツだった! おもしろ逸話を入口に、気づけばその哲学者を深く学べてしまう、日本初の哲学YouTuberによる画期的入門書。「逸話とはその哲学者の象徴」という考えをもとに、ソクラテス、プラトンをはじめとする25人の古代ギリシア哲学を案内する。

【目次】
第I章 哲学は逸話から始まった
タレス――「万物の根源は水」がなぜ知を愛する生き方なのか
アナクシマンドロス――無限な自然と子どもたち
アナクシメネス――小馬鹿にされた「空気」の原理

第II章 哲学とは博識になることなのか
ピュタゴラス――なぜ数の探究が生き方を変えるのか
クセノパネス――逆張り放浪冷笑詩人
ヘラクレイトス――なぜ博識は「まやかし」なのか

第III章 哲学が真理となった時代
パルメニデス――「ある」と「ない」の区別で生まれる倫理
ゼノン――パラドックスと政治闘争の深い関係
メリッソス――敗者の将が語る永遠不変の「ある」

第IV章 自然探究から生まれた高貴な生き方
エンペドクレス――神を自認する史上唯一の哲学者
アナクサゴラス――忘れ去られた生き方の理想
レウキッポスとデモクリトス――「ないもある」の原子論

第V章 ソフィストたちの跳梁跋扈
プロタゴラス――人間尺度説の真の恐ろしさ
ゴルギアス――弁論術は最高の人間支配術である
ヒッピアス――自慢話の裏に潜む、誠実な知的生き方

第VI章 哲学とは何か、ついに答えが出る!
ソクラテス――お金を受け取らないことが哲学者なのか
プラトン――哲人王だけが人類の不幸を止められる
アリストテレス――万学の祖と呼ばれた王者気取りの田舎者

第VII章 真正面から生き方を語った哲学
ストア派(ゼノン・クレアンテス・クリュシッポス)――「不動心」の真の意味を教えよう 
ピュロンとティモン――懐疑主義はもっとも高潔な生き方である
エピクロス――いかにして苦痛と死を受け入れるか?

コラム キュニコス派  犬の生活と呼ばれた哲学者たち

おわりに 哲学との付き合い方

【著者紹介】
ネオ高等遊民 : 日本初の哲学系YouTuber。タイ在住。哲学科の大学院で修士号取得後、企業勤務を経て高等遊民に転身。2018年にYouTuberとしての活動を開始。YouTubeと並行して、タイから遠隔でオンラインの読書会として「ネオ高等遊民読書会サークル」を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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