ネイトー・トンプソン

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文化戦争 やわらかいプロパガンダがあなたを支配する

ネイトー・トンプソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784393333617
ISBN 10 : 4393333616
Format
Books
Release Date
March/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大統領選挙キャンペーン、イラク占領から、都市開発、アップルやスターバックスの企業戦術まで。“文化”をまとった飽くなき人心操作術が、社会をここまで変えた―。いまや政治家や企業は、文化を武器にこぞって大衆の感情に訴えようとしている。世論を誘導して儲けようとする産業も、かつてなく増えた。巨大権力の“芸術的手法”は、私たちにどんな影響を与えているのか?世界を動かす力学を考察した、切れ味鋭い社会批評。

目次 : 第1章 本物の文化戦争/ 第2章 信じ込ませる人々 その1/ 第3章 信じ込ませる人々 その2/ 第4章 恐れのからくり/ 第5章 リアルエステート・ショー/ 第6章 対反乱計画―住民組織化活動の軍事利用/ 第7章 ラッパを吹き鳴らす―社会貢献事業と社会貢献のイメージ/ 第8章 社交的な企業―IKEAからアップルストア、スターバックスまで、都市に広がる企業の付加価値/ 第9章 限りなくパーソナルなパーソナルコンピューター

【著者紹介】
ネイトー・トンプソン : ニューヨークの著名な芸術家集団「クリエイティブ・タイム」のチーフ・キュレーター

大沢章子 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sayan

    本書は手段としての文化を気鋭のキュレーターが批評する。非常に刺激的な内容だった。B.ブザンが社会に対する脅威を通じて社会が不安定になる、という論点を示す。それは社会的安全保障=アイデンティティを失った社会は自らもはや生きていけない恐怖を感じる、というもの。多文化共生や人の移動を語る際に取り上げられる。本書ではナラティブはアイデンティティ表現の中心的役割を担いそれは人が自分の考えを組み立てる手段であり社会に示す手段だ、と言う。この議論は社会的安全保障を補完する防衛・対抗手段の議論として非常に興味深く読んだ。

  • ひろゆき

    著者はニューヨークの芸術集団のチーフキュレーター。哲学者社会学者などでもない人がこのような該博な知識でアメリカのイデオロギー支配の有り様を叙述することに、驚く。支配に対する究極の反抗のため、前衛的な芸術家の活動を紹介するのだが、そこが私はまったくだめで、その活動を想像することができない。せめて理解の助けになる写真などがあればと思う。しかしすげえぜアメリカの人よと素直に思う。

  • あやみん

    考察というよりも、著者が「文化戦争」だと考える事実の列挙が多い本。

  • hideko

    感情さえ操作されると思うと、何が自分自身の意思なのかと自信がなくなる。搾取されるのは厭だ。

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