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人類と神々の4万年史下

ニール・マクレガー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309228471
ISBN 10 : 430922847X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古来、神のもとに人は集い、共同体を繁栄させた。しかし人とのつながりが薄れ、神の存在すら問われる現代、宗教を超える物語を、われわれは見つけられるのか?大英博物館とBBCのプロジェクトから生まれた、世界各紙誌絶賛の1冊!

目次 : 第4部 イメージの力(女性守護者/ 再生される信仰と美術作品/ 意味を重ねる/ 人生を変えるイメージ/ イメージを拒み、言葉を崇める)/ 第5部 唯一の神、よろずの神(多神教の恵み/ 一神教の力/ 土地の精霊/ 神がわれらとともにあるなら/ 寛容と非寛容)/ 第6部 地と天の力(天命/ 御国が来ますように/ 圧迫/ 「神はいない!」/ ともに生きる)

【著者紹介】
ニール・マクレガー : 1946年イギリス生まれ。美術史家。美術学術誌「バーリントン・マガジン」の編集者を経て、1987〜2002年までロンドンのナショナル・ギャラリー館長を務めたのち、2002〜2015年まで大英博物館館長。2010年、イギリスで最も名誉とされるメリット勲章を受章した

高里ひろ : 翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 西洋の方が書かれたので日本におけるキリシタン弾圧がだいぶ取り上げられてる。ただやっぱり日本人を奴隷として売買してたこととかはあがってないな〜。まあしょうがないんだろうなあ〜。江戸期中央政府は何かを禁じるためではなく、禁じる権力を持つことを誇示するためにキリシタンを弾圧したってのもどうかな〜。まあしょうがない。ソマリアからの移民がイタリアのランペドゥーサに流れ着き、311人がおぼれ死んだ船の板で作られた十字架が印象的だった。

  • 田中峰和

    冒頭、女性守護者の章でグアダルーペの聖母が紹介される。メキシコのインディオの前に聖母が現れ、市況に聖母の大聖堂を建設する願いを伝えるよう求めた。これは教会がインディオたちがキリスト教を受け入れやすくするための戦略。宗教の欺瞞と搾取の臭いがプンプンする。パリでは、ダイアナ元皇太子妃の事故死したセーヌ川の現場近くが聖地祖なっている。フランスとアメリカの友好記念碑が、全く無関係のダイアナ妃の慰霊碑のように扱われているのだ。離婚原因が皇太子のほうにあったとしても、ダイアナが信仰の対象になるとは不思議な現象だ。

  • Go Extreme

    グアダルーペの聖母像: 奇跡の像ー盟母マリアが金色のドレスと青いマント 歴史的背景ーメキシコの政治的変遷や反教権主義の影響を受けながら人々から崇拝 聖母マリア像の民族的特徴 地元の女性像ーグアダルーペの聖母・先住メキシコ人女性ナワトル語ーインディオを強調 包摂性: すべての民族を受け入れる 儀式の参加 政治的影響と文化的役割 アイデンティティの象徴: 歴史的視点ー聖母の像・先住民の信仰の象徴 社会的意識と共同体の役割 コミュニティの意識ー聖母の像・社会の分断を越える力 日常生活の中の聖なるもの・重要な役割

  • やす

    モノのカラー写真が多くて、想像しやすい。 ときどき出てくる東アジアについての記述が印象的。

  • Hiroshi Sugiyama

    人と神の不思議な関係。何故人は残そうとするのか、神はきっといるんだ、とやっぱり。

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