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物語 北欧神話 上

ニール・ゲイマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562056262
ISBN 10 : 4562056266
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

霧と炎が支配する世界に巨人と神々が生まれた。万物の父オーディン、その息子で雷神のトール、抜け目のないロキ。彼らをはじめとした神々は世界を形づくり、豊かにしていく。断片的な詩や散文からなる複雑な北欧神話を現代ファンタジーの巨匠ニール・ゲイマンが再話。後世の創作物に多大な影響を与えた神話が、物語となってよみがえる。

【著者紹介】
ニール・ゲイマン : 1960年イギリス生まれ。小説、ドラマ・映画脚本、グラフィックノベル原作の執筆と多岐にわたる活躍をしている。その作品は高く評価され、ヒューゴー賞を4度、ネビュラ賞を2度、ブラム・ストーカー賞を4度、ローカス賞を6度受賞している。また、2018年にはニューアカデミー文学賞にもノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nuit@積読消化中

    さすがグラフィクノベルの原作も手がけるニール・ゲイマン。アメコミ『マイティー・ソー』の(児童向け)でも読んでいるように想像しやすく楽しく読めた。ただ、最近ドラマ版『アメリカン・ゴッズ』を観たばかりなため、このずる賢い万物の父オーディンは俳優イアン・マクシェーン演ずるミスター・ウェンズデイなのだ(笑)。楽しいのでこのまま下巻へ〜。

  • 榊原 香織

    上下巻の上 最低wの逸話がいろいろ。北欧神話は面白い。アメコミ、SFの作者が分かりやすく紹介。トールの女装の話が面白い。ヤマトタケルの話を思い出す。 神話って、離れた場所でも似ているのがある。ユング、原型というやつですか

  • ヘラジカ

    流石はニール・ゲイマン。神話の勉強になるというよりも、まず物語としてグイグイ読ませる。本人が一番好きな神話として挙げる(強いてだが)だけあって魅力が余すところなく伝えられているように感じた。古今東西の様々なゲームや漫画に登場するアイテム(グングニルやミョルニル、ギャラルホルンなど)の由来を知ったときの高揚感と言ったら…。大好きな『ゴッド・オブ・ウォー』に登場するキャラクター説明としても十分で、想像した通り次回作の妄想に役立った。GOWの新作が早く遊びたいなあ。バルドルがラスボスだったから次はトールかな?

  • 星落秋風五丈原

    人気映画シリーズ『アベンジャーズ』ではロキはソーの義弟だが、実際はソーの父・オーディンの義弟、つまり、ソーの叔父。両親ともに巨人なのに、どうしてオーディンと義兄弟なのかと言うと、血の契を交わしたそうだ。とにかく悪戯好きで、ソーも「何かまずいことが起こったら、まずロキを疑うことにしている。手間が省けるからな」と言うほどだ。単に悪戯と言っても、ソーの妻の髪の毛をある夜剃ってしまうなどという「神様、何がしたいんですか?」と悩ましい悪戯から、嫉妬心から他の神の命を奪う、取り返しのつかないものまでレベルはいろいろ。

  • がみ

    5年前オスロ市庁舎に行った時、入り口の通路に描かれていた壁画に圧倒された。その壁画は北欧神話で語られているシーンを切り取ったもので、北欧神話にいつかちゃんと触れたいと常々考えていた。それがようやく実現できたのは、好きな漫画『進撃の巨人』の元ネタに北欧神話が関わっているという情報を得たということが一つ要因としてあろう。 本書の中ではユミルという巨人の祖先が出てきたり、数十メートルという壁を築いたりする話が出てきてワクワクする。ユグドラシルやラグナロクといった厨ニ心くすぐるワードが頻出するのもよい。

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