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ニールス・ボーア論文集 1 岩波文庫

ニールス・ボーア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003394014
ISBN 10 : 4003394011
Format
Books
Publisher
Release Date
April/1999
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gonta19

    本棚の飾りと化している未読本。購入詳細不明。 2013/11/16〜12/20 永遠に飾りにしておくのは何なので意を決して読む。有名なボーアとアインシュタイン論争関係の著作がまとめられている。が、やはり難しい。少なくとも、通勤電車内で読む内容ではなかったな。 二巻も飾りとして購入してあるが、そのうち気が向いたら読んでみよう。

  • しんすけ

    現代物理学への親しみが、カントの純粋理性の確証に比例している感がある。 自然の法則というか、その様態が、人間の経験を超えた超越的なものであるとの確信が強くなっていくからだろう。 今後は思想・哲学も、現代物理学と無縁であることは許されなくなるに違いない。 その意味では、ボーアが量子力学において確率を認証した意義は大きい。量子の 動態を確率論以外で解くことは不可能だと言っていいのだろう。

  • roughfractus02

    元素のスペクトルは各々固有の値を持ち、連続的ではない(離散的)。スペクトルの離散性の観察実験から著者は、電子が存在するのは衝突のような出来事が起きる時に限られるのでは?と予想する。一方、電子の振る舞いに注視すると「感覚から借用してきた私たちの直感の形式を自然の法則についての漸次深まりゆく知識に融合させていく」必要が出てくる。その際問題なのは、感覚と直感に結びついている言語の性質となる。著者は、この結びつきの論理を因果性と呼び、エネルギーを測ると位置が測れずまたその逆も成り立つような量子の相補性と区別する。

  • hiro-suke

    内容はよくわからなくてもボーアさんの論文に触れることができただけでも私にとって大きなことだったといえるでしょう。ボーアさんの論文を文庫でまとめて読める時代に生まれてきて幸せです。

  • Akiro OUED

    ボーア自身も相補性について思案し続けていたんだね。相補性ペアとして、行列力学と波動力学からはじまって、量子論と相対論、心理学の主体と客体、はてまた生物学の機械と生命まで登場する。EPR論文への反論が難解だが、山本義隆の解説でスッキリした。ボーアも本質を理解してなかった。好著。

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