ニーアル・ファーガソン

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大英帝国の歴史 下 絶頂から凋落へ

ニーアル・ファーガソン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120050886
ISBN 10 : 4120050882
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

貿易・投資・海軍力によって繁栄を迎えるが、植民地統治の破綻、自由主義の高揚、二度の世界大戦を経て、国力は疲弊。大帝国が世界史において果たした役割を総括。

目次 : 第5章 マクシムの威力(ケープからカイロまで/ グレイター・ブリテン/ やりすぎの殺戮/ マフェキングの戦い)/ 第6章 帝国の店じまい(世界戦争/ 懐疑/ 主人から奴隷への転落/ 権力の移譲)/ 終章(新しい帝国主義?/ 責務を負うということ)

【著者紹介】
ニーアル・ファーガソン : 歴史家。1964年、イギリス、スコットランド・グラスゴー生まれ。オックスフォード大学モードリン・カレッジ卒業の後、同カレッジD.Phil(歴史学)。スタンフォード大学フーヴァー研究所シニアフェローならびにオックスフォード大学ジーザスカレッジ、シニアリサーチフェロー。元ハーヴァード大学教授。英米両国で新聞や雑誌に頻繁に寄稿している。2004年にはタイム誌より「世界で最も影響力のある100人」に選出

山本文史 : 近現代史研究家。1971年フランス・パリ生まれ。獨協大学英語学科卒業、獨協大学大学院外国語学研究科修士課程修了、シンガポール国立大学(NUS)人文社会学部大学院修了。Ph.D(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ふぁきべ

    著者は帝国主義者ではないが、英帝国の信奉者であることは間違いない。確かに同時代のほかの植民地主義国家と比較してマシな支配者だったことは事実だろう。しかし、そこら中に乗り込んでいって侵略し、殺し、搾取し、強制収容所を作ってそこに押し込めたりと悪行のオンパレードである。更に言うなら既にフランスやベルギーのような悪行はやり尽くした後に後発帝国が同じことをやっているのを見て自分たちのほうがましであると言い張るのはとても正気であるとは思えない。ましてや日独伊の独裁国家が生まれるきっかけを作った一角を担うイギリスが→

  • へたれのけい

    最終的には全面肯定な感じ。その点は納得しがたいのですが、マスコミ関連の方の文は分かりやすい。膨大かつ重い歴史をエンタメのように読ませて頂きました。筆者と訳者に感謝。

  • キミ兄

    帝国主義への信仰が失われた時、神への信仰も失われた、という下りが強烈。それがフィルビーを生んだのか。第一次大戦は英国のドイツに対する対抗意識が生んだとしか思えない。そしてシンガポール。日本軍に奴隷扱いされるという大転換。今までの見方を覆してくれた良本。☆☆☆☆。

  • 脳疣沼

    しかしそれにしても、日本の保守が、太平洋戦争をアジア解放戦争として捉え、例え敗戦しても多くの国が独立したのは誇るべきことだと論じるのと、全てが瓜二つである。確かに日本は後発帝国であり、帝国運営の点で言えばイギリスが洗練されていたのは間違いないだろうが、そんなものは時間、経験の問題である。もちろん大日本帝国が大英帝国を引き継ぐことは大問題である。なぜなら大英帝国程度に統治方法が洗練されるまでの間に植民地の住人の苦難は増えども減らないから。しかし、それを大英帝国の擁護に使うとなると話は別だろう。

  • 南北

    下巻は大英帝国が凋落していく過程が書かれています。経済的に帝国を維持できなくなり、2度の世界大戦を経て、植民地だった地域が独立していくようになり、大英帝国は崩壊していきます。上巻の冒頭で「100%悪の帝国」はないといいながら、日本については南京事件について「100%悪」と決めつけるような記述があり、このあたりがイギリス人のfair(公正な)の限界かもしれないと思いました。ただ訳者あとがきにもあるように日本もイギリス東洋艦隊を撃滅させた過去に背を向けるようなことはあってはならないと思います。

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