ニーアル・ファーガソン

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大英帝国の歴史 上 膨張への軌跡

ニーアル・ファーガソン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120050879
ISBN 10 : 4120050874
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

通商・略奪・入植・布教により世界帝国へと変貌する。グローバル化の400年を政治・軍事・経済・宗教など一次史料を基に多角的観点から分析する壮大な歴史。

目次 : 序章(受益者たち/ 反対論者による主張/ 帝国とグローバル化/ アングローバル化(Anglobalization)〔世界のイギリス化〕)/ 第1章 なぜイギリスだったのか?(海賊/ 砂糖需要の激増/ オランダ人のように/ メン・オブ・ウォー/ 徴税官)/ 第2章 白禍(入植地/ 黒と白/ 内戦/ 火星)/ 第3章 使命(クラッパムからフリータウンへ/ ヴィクトリア期のスーパーマン/ 文明の衝突/ リヴィングストンの足跡)/ 第4章 天の血統(距離の消滅/ 高原からの眺め/ 人種間の裂け目/ トーリー主義)

【著者紹介】
ニーアル・ファーガソン : 歴史家。1964年、イギリス、スコットランド・グラスゴー生まれ。オックスフォード大学モードリン・カレッジ卒業の後、同カレッジD.Phil(歴史学)。スタンフォード大学フーヴァー研究所シニアフェローならびにオックスフォード大学ジーザスカレッジ、シニアリサーチフェロー。元ハーヴァード大学教授。英米両国で新聞や雑誌に頻繁に寄稿している。2004年にはタイム誌より「世界で最も影響力のある100人」に選出

山本文史 : 近現代史研究家。1971年フランス・パリ生まれ。獨協大学英語学科卒業、獨協大学大学院外国語学研究科修士課程修了、シンガポール国立大学(NUS)人文社会学部大学院修了。Ph.D(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ふぁきべ

    同氏のマネーの歴史を読んだことがあるので、大体どういう考えなのかは知っていたが、英国が世界に打ち立てた覇権には好意的で、随所に批判も入れているが、あくまでそれは否定しきれないケースに限られる。もちろん日本の保守派などと比べれば中立に徹しようとする姿勢は見えるが、あくまで程度問題。著者はインドが英国の植民地ではなく、仏領や蘭領だったらどうなっていたかわからないというが、犬であろうと熊であろうと泥棒であることには変わりはないのだ。

  • 南北

    スター・ウォーズなら「帝国」は悪でしょうが、「100%正しい帝国」も「100%悪の帝国」もないという考え方で大英帝国の歴史を記述した本です。ボストン茶会事件の原因など一般に信じられている理由とは異なっているのは興味深く感じました。ただ英語では故人でもMr.やMissを付けるのが普通ですが、訳が故人に「さん」付けをしている(織田信長さんとか徳川家康さんとは普通言いません)のと聖書の引用が文語訳ではなく、口語訳だったのが違和感を感じました。英国に興味のある方なら一読してみるのもいいのではないかと思います。

  • キミ兄

    改めて大英帝国の歴史を振り返るとオランダとの関係や世界の植民地への態度など実に興味深い。奴隷売買を始めておいて自ら取り締まるとかその道徳の根源は何?と思わなくも無いが、下巻が楽しみ。☆☆☆☆。

  • バイオ燃料

    16世紀以降の英国の盛衰を海賊、入植者、宣教師、官僚、銀行家、破産者の6つのテーマで論じる。上巻は最初の4つを扱う。興隆の話の舞台は米豪印とアフリカがメインで本国の内容が薄い。紙幅の関係上仕方ないが、本国の内政との関連をもう少し出してほしかった。ただ、各章ともテーマ毎によく纏まっており、テーマ史としては理解しやすかった。序章から明らかなように保守派の歴史観で語られており、帝国の負の面が強くは出て来ないのが印象として残る。帝国の負の遺産をヒトラーを持ち出して薄めることが何度かあり、そこは腑に落ちなかった。

  • 脳疣沼

    発売を楽しみにしていた本。とりあえず上巻を読了。確かに面白いが、なんとなく不満。保守派の歴史学者がどう大英帝国を擁護するのかが読みどころなのだが、なんかありきたりな擁護の仕方しかしていない。というか、擁護の論理は日本の保守と同じじゃないか?確かに悪いこともしたが、良い面もあった、自分達がやっていなかったらもっと悲惨な状態になっていた可能性もある・・・っていう論法。著者の場合は、大英帝国の悪い面を一応は強調してみせるのだが、戦略的に所々で、読者があまり悪い印象を受けないような工夫を凝らしていて、笑える。

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