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ISBN 10 : 4315527211
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AIと人間のちがいとは何か。今こそ知っておくべき哲学的な思考力・想像力。
目次 : プロローグ(哲学で考えられてきた四つのテーマ/ 科学と哲学のちがいは?哲学のフローチャート)/ 1 哲学のはじまり 古代ギリシャ時代(自然現象への「おどろき」から哲学ははじまった/ “神様のせい”では納得できなくなった/ 最古の哲学者は万物の根源を水だと考えた/ 「観察」にもとづいて「本質」にせまる/ 顕微鏡のない時代に「原子」が考えられた/ ピタゴラスは美しい「数」を崇拝した/ ソクラテスが説いた「無知の知」とは/ “科学の原型”は偉大な哲学者から生まれた)/ 2 哲学は科学のタネ 13世紀〜17世紀ごろ(イスラムから逆輸入されたアリストテレスの哲学/ 神学と哲学を“かみそり”で切りはなす/ 科学と哲学の分離が科学を発展させた/ 「観察」と「実験」の重要性を説いたベーコン/ ガリレオは「思考実験」で地動説を説明した/ 世界はほんとうに存在するといえるのか/ 未来はすべて決まっているのかもしれない/ バナナを見て「バナナ」だとわかるのはなぜか/ 哲学と科学に名を残した先駆者たち)/ 3 哲学はこうして発展した 18世紀〜20世紀ごろ(見たりさわったりできない物は存在しない/ 原因と結果はどこまで必然なのか/ ある現象の原因を逆算して考える/ 私たちの認識が秩序だった世界をつくる/ 世界は進歩しているという世界観/ 進歩思想が進化論にも影響をあたえた/ 一般相対性理論のヒントになった原理/ 物理学と心理学は表裏一体?/ 哲学の常識をかえたフロイトの思想/ 当たり前を証明することはむずかしい/ カラスのことを調べないで、カラスがわかるのか?/ 科学の対象をどこまで広げるべきか/ ニーチェが語る「神は死んだ」の意味するもの/ ネコの生死は、いつ確定するのか?/ 科学の大転換「パラダイム・シフト」)/ 4 これからの時代に必要な現代哲学 科学と倫理 デジタル社会(各分野の研究者が哲学も発展させた/ ゲノム編集ベビーは許されるか/ 人工呼吸器の優先順位はどう考えるのがよい?/ 外出制限やワクチン接種は強制してよいのか/ 薬の開発のために動物実験をしてもよいのか/ 外来種を駆除することは正しいといえるか/ 便利さとひきかえにプライバシーを失う?/ オンラインでのコミュニケーション能力/ ヒトの脳とコンピューターのしくみは同じ?/ AIに「責任」はとれるのか/ AIの進化で人間との区別がつかなくなる?/ 他人の行動を予測できるのはなぜか/ 現代哲学マップをながめてみよう)/ 5 哲学に親しむ7つの思考実験(AIは人間の言葉を理解しているのか?/ 「経験」することの価値とは何だろうか?/ 自分の「痛み」が伝わらないのはなぜ?/ 何かを「知っている」といえる条件とは?/ 自分が自分であることはどう証明する?/ 使う言葉がちがえば、見えている世界もちがう?/ 部品がすべて入れかわった船は、別の船?)
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