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ISBN 10 : 4315526533
Content Description
17世紀のオランダの哲学者スピノザ。彼が理想の人間像とする「自由人」とは「死について考えず、その知恵を生に注ぎ、自分と他人を向上させることに専念する」者であり、その死生観は、困難な時代を生きる私たちにさまざまなメッセージを投げかけています。ピューリッツァー賞候補の哲学者による本書は、スピノザの思想と時代背景を読み解きながら、スピノザ哲学から、私たちが最高の人生を送るための指針を力強く示します。「神のいない世界で、どうすれば人類はよい人生を送り、幸福を享受できるのか?」その答えとは?
目次 : 第1章 「新しい生き方」/ 第2章 人間本性の型/ 第3章 自由な人/ 第4章 美徳と幸福/ 第5章 高慢から自尊心へ/ 第6章 堅忍/ 第7章 誠実/ 第8章 博愛と友情/ 第9章 自殺/ 第10章 死/ 第11章 正しい生き方
【著者紹介】
スティーヴン・ナドラー : ウィスコンシン大学マディソン校哲学科教授。主な著書に『レンブラントのユダヤ人―物語・形象・魂』(ピューリッツァー賞最終候補)など多数
上野正道 : 上智大学総合人間科学部教授。山東師範大学客員教授。一般社団法人東アジア教育研究所所長。専門は教育学
藍浜かおり : 文化女子大学卒。ハワイ大学学士課程修了。外資系企業の社内翻訳者、ハワイアンフラの講師や通訳・翻訳者を経て翻訳家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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