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ISBN 10 : 4315529761
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死は進化の原動力だ!「生と死の境界線とは?」「生物はなぜ老いるのか?」「寿命はなぜ生まれたのか?」…死の不思議を丸ごと解説!
目次 : 1時間目 「生」と「死」の境界線(「死」を理解する第一歩は「死因」の特定/ 温度、水分、酸素…命はどこまで耐えられる?/ 人の「死」を決定づける三つの特徴/ 生命維持の要は「脳幹」/ 似ているけど全然ちがう、植物状態と死/ 意識はあるのに体が動かない「閉じ込め症候群」/ 現代のもう一つの死「脳死」/ 死んだ個体と生きている個体は何がちがう?/ 死んだ生き物の体は、時間がたつとくずれていく)/ 2時間目 死につつある体では何がおきるのか(臓器の機能低下が心停止をまねく/ 心臓は、突然停止することがある/ 心臓が止まると、すぐに脳細胞の死がはじまる/ 心肺停止は3分間が勝負/ 死の間際、脳は最後の信号を出す/ 死後数時間で、全身の筋肉は固くなる/ 命が尽きても、臓器は生き続ける/ 死は予測できるのかもしれない/ 年齢が高くなるほど死への恐れが少なくなる)/ 3時間目 死へとつながる老化(脳の老化は20代からはじまる/ 脳が老化すると、体の動きがにぶくなる/ 筋肉は「速筋」から衰えていく/ 筋肉が衰えると、生命維持機能が低下する/ 基礎代謝が落ちて体が太る/ 骨の老化「骨粗しょう症」/ 老化の象徴「しわ・白髪」)/ 4時間目 細胞の死と、人の寿命(毎日4000億個の細胞が死んでいる/ 自死には「定期券タイプ」と「回数券タイプ」がある/ 回数券タイプの細胞の自死「アポトーシス」/ 「テロメア」が細胞の老化具合を決める/ 「活性酸素」が細胞を老化させる/ がんは、テロメアを操作して不死化する/ 脳細胞の死が進みすぎるアルツハイマー病/ 人類は死をどこまで遠ざけられるのか?/ 寿命は有性生殖からはじまった/ ゾウリムシに見る死のしくみ/ DNAの変異が進化に結びつく!?/ 生物の寿命を決める要因は、よくわからない)
【著者紹介】
小林武彦 : 東京大学定量生命科学研究所ゲノム再生研究分野教授。博士(理学)。1963年、神奈川県生まれ。九州大学大学院医学系研究科博士課程修了。専門は分子遺伝学、ゲノム生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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