Product Details
ISBN 10 : 4315525243
Content Description
新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ウイルスと免疫との関係に注目が集まっています。本書はウイルスがどのように出現するのか、免疫システムがどのようにそれと戦うのか、そしてワクチンをはじめ、どのような対策があり得るのかについて、人類とウイルスの戦いの歴史をひも解きながら解説していきます。
目次 : 第1章 古代から18世紀まで続いたパンデミックの克服/ 第2章 病気を引き起こす微生物の発見と、近代ワクチンの始まり/ 第3章 ウイルスとパンデミックの発生/ 第4章 私たちの免疫/ 第5章 パンデミックの拡大と緩和/ 第6章 抗ウイルス療法/ 第7章 ワクチン
【著者紹介】
アラップ・K.チャクラボルティー : マサチューセッツ工科大学計算生物学研究所の化学工学、理化学教授。同大学医用生体工学研究所中核メンバーの一人であり初代所長を務めた。専門は免疫学、遺伝子の転写調節因子、統計力学。マサチューセッツ工科大学とハーバード大学の共同研究組織ラゴン研究所の創設運営委員
アンドレイ・S.ショウ : 売り上げ規模世界第2位のバイオベンチャー企業、ジェネンテックの免疫学および腫瘍学のシニアフェロー。ワシントン大学の免疫学部の部長職およびハワード・ヒューズ医学研究所にて、25年の研究者生活を経て現職。専門は構造生物学
山本太郎 : 1964年生まれ。1990年長崎大学医学部卒業。医師、博士(医学、国際保健学)。京都大学大学院医学研究科助教授、外務省国際協力局勤務などを経て、長崎大学熱帯医学研究所教授。専門は国際保健学、医療人類学。アフリカ、ハイチなどで感染症対策に従事
伊藤史織 : アメリカへの高校留学後、関西外国語大学に入学。育児の傍らバベル翻訳専門職大学院で翻訳修士号を取得し、翻訳家に。高等学校での英語指導の経験をもち、現在は翻訳指導も行う。映画等の字幕翻訳を含む映像翻訳を中心に、演劇、美容、宗教関連など幅広い分野の翻訳を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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