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転生程度で胸の穴は埋まらない 2 電撃文庫

ニテーロン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049163063
ISBN 10 : 4049163063
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
一色 ,  

Content Description

「私、たまには寝ているコノエ様を起こしたいです」
 シルメニアの一件が終わり、テルネリカと穏やかな日々を送るコノエ。彼女によって胸の穴は埋まったかと思われたが‥‥。
「あなた、いつも必死で真面目よね。全部を警戒している感じ」
 そう指摘してきたのは、彼の学舎時代を知る超越者の同期メルミナ。
「‥‥さっきのエルフの娘と随分仲がいいのね?」
 やけにコノエに“重い”視線を向ける彼女と共に向かうのは、魔物巣食う汚染地の掃討。だが仕事の最中、自らの渇望をひた隠す彼女もまた、大きな欠落を持っていることが分かり‥‥。
 孤独は黄金で埋まれども、背中を預けられるのは――。

【著者紹介】
ニテーロン : ハーメルン、カクヨム(小説投稿サイト)出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    シルメニアの一件を乗り越えて、テルネリカと穏やかな日々を送るコノエ。彼の学舎時代を知る超越者の同期メルミナと魔物巣食う汚染地の掃討に向かう第2弾。彼らをアデプトに育て上げ、救国の英雄でもある教官が密かに抱える苦悩。そしてその仕事ぶりから彼女に再教育されている同期メルミナ。10年ぶりの再会して、コノエの変化を敏感に感じ取るメルミナと一緒に任務に挑む中で、密かに大きな欠落と渇望を抱えるがゆえに窮地に陥った彼女のために奔走する展開でしたけど、迷えるヒロインたちを救えるのはコノエしかいないのかもしれないですね…。

  • 燃え尽きタコ

    主人公のトラウマが、絶望的状態から一巻のテルネリカとのやり取りで比較的マシになっている関係上で1巻ほど心に深々と刺さったわけじゃないけど、今巻のヒロインであるメルミナのキャラがシンプルに良いのとコノエとの過去と離れていた間の感情が良すぎて割かし満足。 テルネリカとの関係性もちょっとずつ分かり合って改善して良い夫婦生活してるようだし、茸との頭脳戦も見応え有ったし次巻出たら全然買う出来でした。

  • 冬野

    シリーズ第二弾。テルネリカ以外のヒロインが登場するのってどうなのかな、と少し懸念があったけど杞憂でした。メルミナはヒロインというかほぼ主役。こうやって昔なじみの子が後出しで登場するのはずるい。だって応援せずにいられないもの。コノエに愛を与えられるのはおそらくテルネリカだけだけど、彼の戦友的な立ち位置にはきっとメルミナしか立てなくて。敵方(しかもモンスター)の心情にこれだけ寄り添ったファンタジーを初めて読んだので、いい意味でかなり衝撃を受けた。そして姉妹愛に心を揺さぶられた。締め方も素晴らしい。星:5/5

  • 真白優樹

    テルネリカと共に都に拠点を構える中、超越者の同期、メルミナと依頼に臨む今巻。―――渇望を胸に相棒として、霧の中の過去を貫け。 開拓村周辺の魔物討伐依頼の中、自身の渇望を隠すメルミナに迫っていく巻であり、彼女と相棒同士になっていきまた一歩成長していく、更なる面白さへ跳ね上がる巻である。未だ唐変木、故にまだまだ思いには気づかなくて。それでも確かに周りを魅力的な女性達に囲まれていくコノエに待つ戦いとは。故郷に帰ったというもう一人のアデプトは、いつか現れたりするのか。 次巻も勿論楽しみである。

  • 椎名

    一巻とは少し雰囲気の変わった二巻だったがそれでもちゃんと地続きにコノエの物語で、この作品らしい空気感だと思えたのはなかなか凄いな。むしろずっとコノエとテルネリカ二人のイチャイチャものとしていくのかと思っていただけにこう続くのか、と幅を見せてもらえたと思えた巻だった。新しく登場したメルミナのキャラが良かったのも大きい。自分が抱き、感じるもの、それがどこまでちゃんと自分のものだと言えるかというのは記憶の有無に拘らず普遍的な感覚でもあるんじゃないだろうか。気を抜く、のやり方を学んでいくというオチも纏まりが良い。

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