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ハイ・フィデリティ ハヤカワepi文庫

ニック・ホーンビィ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151201073
ISBN 10 : 4151201076
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロブ、35歳、さえないレコードショップの店主。最近、恋人に振られたばかり。でも気にしない。弁護士の恋人は、出世してから変わってしまって、音楽の趣味も合わなくなっていたから。自分には店があり、家に自慢のコレクションが並んでいる…それで満足だと思っていたのに、この寂しさはなんだろう?こじれた青春の行き着く果てにロブが出会ったものは?映画化・ドラマ化もされた90年代英国の名作。

【著者紹介】
ニック・ホーンビィ : 1957年、イングランドのサリー州レッドヒル生まれ。大学卒業後、テレビや映画の世界をめざしつつ、教師となる。30代半ばの1992年、サッカーに関するエッセイ『ぼくのプレミア・ライフ』でデビュー。1995年、初めての小説である本作『ハイ・フィデリティ』を刊行すると、英国だけで百万部を突破、世界的なベストセラーとなり、2000年には映画化された。その後も『アバウト・ア・ボーイ』、『ア・ロング・ウェイ・ダウン』などの話題作を発表。『15年後のラブソング』など著作の多くが映像化された

森田義信 : 1959年生、翻訳家・文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    二十歳になるかならないかの頃に気にはなっていて、そのうち読もうと思って忘れていた本…だったはず。復刊されたらしく衝動買い。とても楽しく読めた。今、この歳になって手にとったことに意味があったのだと思わされる、良い読書時間だった。日本でもアメリカでもない、英国独特の、どんなにドタバタを演じても、どこかに品の香りが残るウィットに富んだ文章で、四十代独身の身としては、時に痛さを覚えるほど内省的なエピソードが淡々と綴られる。特に山場もなく、本当に日常の連続する様を、文章表現だけでとんでもなく面白く仕立てた逸品。

  • まふ

    35歳で大学中退のポップ専門中古レコード店主ロブが同級生だった女流弁護士のローラとの同棲生活に失敗し幾多の女性遍歴を経て再びローラとの生活に戻る、というシンプルな筋書き。全編ポップミュージックのスターたちとその曲で溢れかえる。ロブのトップ5は@マーヴィン・ゲイAアレサ・フランクリンBチャック・ベリーなどの黒人のソウル系などが並びこの世界に疎い小生には遠い世界であった。とは言え、そこで繰り広げられるのは「若者だった男」の挫折と再起への道といういつもながらの人間劇であった。G1000 。

  • hisa_NAO

    初読は1999/7新潮文庫。Kindle版が出たら絶対買う!と決めてる10冊?の内の1冊。ジョン・キューザック主演の映画DVDも買ってしまった程好き!な作品。 当時の自分の精神状態もあって。最低で情けない主人公「おばかなロブ」と、強くて脆くて素敵な恋人ローラの、悲しく切なくハッピーな恋物語。マニアックなポップのビートにのって、ストレートに心に響いたのです。 翻訳もリマスター盤とのこと、最低限の修正のみの様子。あの頃の切なさを思い出して、少し泣きました。 個人的想いが強い?けど、大人の恋愛小説の逸品です。

  • どら猫さとっち

    レコードショップの店主のロブ、30代半ば。恋人にフラレたばかりで、失恋続き。音楽が好きで、それに囲まれて暮らすのが幸せ、と思っていた。しかし、満足したと思いきや、寂しさも感じている。それを埋めるものは、何だろう?さえなくてダメなロブの、幸せを考え手に入れる、90年代英国に登場した名作が、2022年復刊した。前から読みたかった本で、今読んでよかった。

  • Kano Ts

    主人公と歳が近いことが影響しているのかもしれませんが、すごく揺さぶられる本でしたね。すごくドラマチックな展開が続くわけではないですが、直視できなくなる瞬間が何度もありました。主人公のように大勢の女性と関係を持ってきたわけでもないですが、自分との共通項を見出してしまうのでしょうか。音楽好きとしては(その他大勢が知らない)素晴らしい音楽を好きな自分が好きという部分ある程度あると思います。でも人間としては音楽が好きなことだけでは魅力にはなりえないんですよね。魅力的な人間になるしかない。あと注釈まで面白いです。

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