ニック・ハーカウェイ

Individuals/organizations Page

Books

タイタン・ノワール ハヤカワ文庫sf

ニック・ハーカウェイ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150124656
ISBN 10 : 4150124655
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

殺されたのは壮年にしか見えない90代の巨大な男‥‥。探偵キャルは若返り処置タイタン化の開発者一族をめぐる闇に巻きこまれる。

【著者紹介】
ニック・ハーカウェイ : 1972年、イギリス・コーンウォール生まれ。ケンブリッジ大学では社会学と政治学を専攻。2008年に『世界が終わってしまったあとの世界で』でデビュー。様々なジャンル・フィクションの要素を織り込んだ独特の作風が高く評価され、英国SF協会賞にノミネートされた。そのほか、クラーク賞候補となった2012年の『エンジェルメイカー』(以上、早川書房刊)など、計8冊の小説を発表。2020年の父ジョン・ル・カレの死後、スマイリー・シリーズを引き継ぎ、新作Karla’s Choiceを2024年に発表している

酒井昭伸 : 1956年生、1980年早稲田大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ナミのママ@低飛行中⤵️

    主人公のキャル・サウンダーは警察に協力する私立探偵。巻頭から殺人現場に到着する。大学に研究室を持つ生物学者の被害者はタイタンだった。巨額の富を持ちT7を投与することで若返り病も治る。かわりに肉体は巨大化していくタイタン。…これはSF設定のミステリー小説。時空を駆け巡るわけでも、AIを駆使するわけでもないので読みやすい。探偵は満身創痍になりながらも駆け引きとユーモアを駆使して真相を追いかける。うまい具合に恋愛要素も加わり魅力的な主人公から目が離せない。確かにノワールでミステリー、面白かった。

  • 新田新一

    タイタン化と呼ばれる不老不死のテクノロジーが発達した未来が描かれています。タイタン化した人間は巨大化し、一般の人間からは羨望の眼差しで見られます。主人公の探偵サウダーは、タイタン化した男の死因の調査を開始。男女と家族の愛憎の縺れが、事件の背景にあることが判明。これは傑作。ミステリーとSFの両方の面白さを兼ね備えた小説です。どちらの分野も好きな私にはたまりません。特にロス・マクドナルドのような一人二役のトリックが使われ、それが未来の科学技術に基づいているという設定は絶妙。続編も読んでみたいです。

  • maja

    人類から種分化した富豪特化種タイタン。世はこの一齢から四齢まである巨人化したタイタンかぶれなどが現れている近未来。タイタンに特化した探偵キャルが殺人事件に挑む。殺されたはぐれ者の生物学者はいったい何者か・・。ル・カレの息子と知って興味津々で読んだ「エンジェルメーカー」では入り込めず途中で放棄だったけど今回は探偵のノリに乗っかって楽しく読めた。軽妙に進行するが捏ねた工夫とかが窺える。キャル主導の会話でちょっとしたゆとりを効かせて笑わせる。続編が楽しみ。

  • M H

    若返ると同時に巨大化した「タイタン」になる技術を富豪が独占する世界で、タイタンの死体が発見される。軽口を叩きながら調査して喧嘩も強い探偵キャルが魅力的。格闘シーンも事件の真相も上手く設定が生かされていて、かなり面白かった。何とはなく小気味よいハードボイルドとして浸っていたら、ラストでちょっと関節を外された感じ。続編気になるけど、うーん。

  • アプネア

    警察のコンサルである探偵が、とある巨人の死の謎を解いてほしいと、依頼を受ける。タイタン化技術の裏で繰り広げられる、様々な陰謀に、巻き込まれていくのだが・・・。ああ面白かった〜。都市伝説的なクリーチャーが出てきたりと、B級なノリですが、頁を進めるごとに、面白さに拍車がかかる。とにかく、流れるようなテンポの良い会話劇が良くって、ミステリの点と点が繋がっていく爽快感もあり、気づけば一気読みだった。最後はそうなるよねって感じだったけど、これはこれで続きが読みたいなあ。おすすめ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items