ニコール・パーロース

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サイバー戦争 終末のシナリオ 上

ニコール・パーロース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152101549
ISBN 10 : 4152101547
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

21世紀の戦争を語る上で外せない傑作、誕生。セキュリティホールの情報を高額で闇取引するサイバー武器商人。システムに罠を仕掛け金融、医療、原発など敵国のインフラを壊滅させるタイミングを窺う政府機関やテロリスト―。気鋭のジャーナリストが、ウクライナからロシア、中東、中国、北朝鮮、シリコンバレーまで世界中を舞台に水面下で繰り広げられる「見えない軍拡競争」の実態を体当たりで取材。スパイ小説さながらの臨場感あふれる筆致で、今そこにある「サイバー最終戦争」の危機を浮き彫りにする。

目次 : 第1部 ミッション・インポッシブル(極秘のクローゼット―マンハッタン、タイムズ・スクエア/ ファ*キン・サーモン―フロリダ州マイアミ)/ 第2部 資本主義者(カウボーイ―アメリカ、バージニア州/ 最初のブローカー―ワシントンDC、ベルトウェイ ほか)/ 第3部 スパイ(プロジェクト・ガンマン―ロシア、モスクワ/ ゴッドファーザー―ネバダ州ラスベガス ほか)/ 第4部 傭兵(クルド―カリフォルニア州サンノゼ/ ダーティ・ビジネス―マサチューセッツ州ボストン ほか)/ 第5部 レジスタンス(オーロラ作戦―カリフォルニア州マウンテンビュー)

【著者紹介】
ニコール・パーロース : “ニューヨーク・タイムズ”紙記者で、専門はサイバーセキュリティ。プリンストン大学とスタンフォード大学を卒業し、スタンフォード大学ビジネススクールで定期的に講師を務めている。初の著書となる本書『This Is How They Tell Me the World Ends』で「フィナンシャル・タイムズ&マッキンゼー年間ベストビジネスブック2021」受賞

江口泰子 : 翻訳家。法政大学法学部卒

岡嶋裕史 : 1972年東京生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。富士総合研究所、関東学院大学経済学部准教授・情報科学センター所長を経て、中央大学国際情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Sam

    自分は基本的にはリアルな世界で生きている人間であるが、サイバーの世界のことも少しは学んでおきたいと思い読んでみた。どういう構成の本なのかも全く知らずに読み始めたが、プロローグを飾るのは2017年にロシアがウクライナに仕掛けたという大規模なサイバー攻撃。何ともタイムリーな話である。その後のストーリーももはや国家と民間企業とハッカーが入り乱れてのまさに仁義なき戦いが描かれていて、非常に興味深いとは言え想像以上に恐ろしい世界が身近に拡がっていることに慄いた。下巻でもきっと驚愕の世界が広がっていることだろう。

  • やすお

    本書を読むと自分が使っているスマホやPCがいかに危険なものなのかが分かる。デジタルツールのユーザーの機密は保たれていないと絶望的な気持ちになる。GAFAやマイクロソフトはセキュリティの強化をしているが、政府機関がスパイ活動などに利用しているセキュリティホールがたくさん存在していることに恐怖した。伴うアンダーグラウンドの経済圏の存在についても恐怖でしかない。あまりにも現実離れした話が続くので逆に現実感がない。一歩引いた瞬間に冷や汗が背中を走る。

  • Yuki2018

    この本は凄い。国家が関与するものを中心にサイバー攻撃の実態を忖度なく表に出している。恐ろしいのはやはり中国とロシア。中国のスパイ活動は「歴史上、最大の富の移転」だった。ロシアの悪質さには虫酸が走る。既に「戦争」と呼んでおかしくない状態だったのだ。上巻は米国に関する記述が多く、中露のような国家に武器を与えてしまったと指摘している。自由民主主義諸国の住人は、すぐ近くに脅威が潜んでいることを知るべきだ。著者はニューヨークタイムズの記者。勇気あるジャーナリズムとは正にこれだと感じさせる。必読の一冊。下巻へ。

  • kuppy

    実際にサイバー攻撃というものがどのように行われているのか、綿密な取材から浮かび上がる。フィッシングによる銀行口座、クレジットCなどの盗みなどではなく、国家(または請負会社)によるデジタルスパイ活動、サイバー兵器による破壊活動を扱ったものです。独裁国家は反政府活動を弾圧するために使い、先進国の軍事、最新科学の技術を盗む、独裁国家でなくても似たようなことが行われている。ロシアと長い国境を接するフィンランドは必然といえる。スマホは当然のこと遠隔操作の家電製品などは怖くて使うことがためらわれれる。日本はまだまだ

  • ぼんきち

    宣伝文句が「衝撃の書」という本は数多あるが、これほどホントに「衝撃の書」を読んだの初めてだ。インターネットが行きわたるにつれて、当局の監視が隅々に及ぶだけでなく、それを武器にした権威主義者がやりたい放題になってきた過程を、一人の記者の取材報告として描き出す。米文学風の持って回った語り口がうるさく感じる面もあるが、中国当局の弾圧、ロシアのウクライナ侵攻という「現実」につながっていくだけに、リアルな迫力、怖さ、おぞましさに圧倒される。チコちゃんじゃないが、ボーッとしていられない。でも、どうする! 

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