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マンガ 認知症 ちくま新書

ニコ・ニコルソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480073228
ISBN 10 : 4480073221
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「お金を盗られた」と言うのはなぜ? 突然怒りはじめるのはどうして? 認知症の人の心の中をマンガで解説。読めば心がラクになる、現代人の必読書!

【著者紹介】
ニコ ニコルソン : 宮城県出身。マンガ家・イラストレーター

佐藤眞一撮影 : 東京都出身。大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授。博士(医学)。日本応用老年学会理事、日本老年臨床心理学会理事、日本老年社会科学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 読特

    「失くしてもいないお金を盗まれたと言い張る」「在庫があるのに毎日ご飯を炊く」「急に家を出て徘徊する」「排泄に失敗してしまう」。これらの行動には理由がある。覚えて、貯蔵して、思い出す。その記憶のメカニズムに障害が起きている…年が明け、歳をとる。齢を重ねれば、いずれ体は老化する。脳も例外ではない。頭の働きも鈍くなる。だからといって、苦痛を感じなくなるわけではない。寧ろ、思うようにならない分だけ、苦悩は重い。何故そうする?どうしてそうなる?理解されたい。わかってあげたい。長生きが幸せなことだと感じられるように。

  • nyaoko

    ニコさんの漫画はいつも読んでて、婆ルが認知症になり、施設に入るまでの在宅介護がとても大変だったのも「私のおばあちゃん」で読んで泣けました。認知症心理専門のサトー先生とタッグを組んで出されたこの本、介護職としてもう、色々目からウロコでした。どーして夕方になるとみんな家に帰りたくなるのー!どーして汚れたパンツをあちこちに隠すのー!どーして違う記憶になるのー!どーしてどーしての理由が詰まってます。親が認知症になったら、もう影も形も消えてなくなった生家を探すのかと想像して、ゾッとする半分、せつない半分。

  • ヒデキ

    両親が、80代になって、考えなくてはならない事柄になってきました。「介護の前に知りたい」このことの意味が、読んでいて理解できた(気になりました) 認知症の方の見え方から解説して貰うことで 自分の考え方が少し変わりました

  • ホークス

    2020年刊。ニコ氏は認知症の祖母、母との三人暮らし。祖母の症状が進む中、家族全員が煮詰まっている。そこに研究者である佐藤氏が訪問し、認知症者がどのように感じ、なぜそんな行動をするのか、対策と共に教えてくれる。佐藤氏はマンガの持つ描写力、ニコ氏の表現力を高く評価しており、良いコラボになっている。認知症者が、実は深い孤独の中にいる事を学べたのが有難い。人間関係を「ケアとコントロール」で捉えるという考え方にもハッとした。ケアのつもりが、どうしてもコントロールになっていく。介護の問題に限らない視点として覚えたい

  • syota

    「お金や時計を盗られた」「家に帰りたい」「(すでに死去している)おとーちゃんが浮気している」。認知症の老母が度々口にする言葉だ。ああ、ボケたなあ、としか思っていなかったが、この本を読んでなぜそのような言葉が出てくるのか納得した。認知症の症状ごとに実例を挙げ、なぜそうなるのか、どう対処すればいいのかを説明するとともに、介護する側、される側双方の心理状態も描写している。各章の冒頭に置かれた漫画で章の概要を示し、本文で詳述するという構成も秀逸で、とりあえず漫画だけ読んでも大きな収穫がある。→

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