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ISBN 10 : 4065326354
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地動説によって、一四〇〇年続く天文学の伝統を覆したコペルニクス(一四七三‐一五四三年)。ガリレオ、ニュートンに至る「科学革命」は、本人さえその帰趨を自覚しないまま、静かに始まった。『天球回転論』全六巻のうち、地球の運動について記した第一巻と、コペルニクスの説を初めて世に知らしめた弟子レティクスの『第一解説』の本邦初訳を収録。
目次 : コペルニクス『天球回転論』(読者へ この著述の諸仮説について/ カプアの枢機卿ニコラウス・シェーンベルク(の書簡)/ 最も聖なる主・教皇パウルス三世宛て回転論諸巻へのニコラウス・コペルニクスの序文/ ニコラウス・コペルニクスの『天球回転論』六巻各章の目次/ 第1章 宇宙は球形であること ほか)/ レティクス『第一解説』(恒星の運動について/ 回帰年の一般的考察/ 黄道傾斜の変化について/ 太陽の離心値と遠地点の運動について/ 離心円中心の運動に従って世界の国々は変遷すること ほか)
【著者紹介】
ニコラウス・コペルニクス : 1473‐1543年。ポーランドの天文学者、医師、法学博士。フロンボルクの聖堂参事会員として司教区の司法・行政・立法の全般に関与し、その余暇を天文研究に捧げ地動説を提唱。天文学以外では、文芸書の翻訳、貨幣論の著述などがある
高橋憲一 : 1946年生まれ。1979年東京大学大学院理学研究科単位取得退学。九州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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