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信頼 社会的な複雑性の縮減メカニズム

ニクラス・ルーマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326651207
ISBN 10 : 4326651202
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1990
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hitotoseno

    たとえば貨幣でもって商品を買おうとするとき、我々は商品が貨幣の価値に見合っているかどうかを知っているわけではない。というか、貨幣は所詮紙切れであって、千円札なら千円、1万円札なら1万円の価値があるか、と一度考え出してみるとかなり怪しい。それでも我々は商品には相応の価値があると見込んでそれを購入するし、貨幣には相応の価値があると見込んでそれを使う。マルクスは不安含みの経済において根本のところで行なわれている行為を「命がけの飛躍」と形容したが、ルーマンはそれを貨幣経済のみならず社会全体に適用しようとする。

  • coaf

    卒論のために購入したが、僕の興味とはずれていた。そのせいか、何を言っているかちんぷんかんぷんだった。理論社会学の論文は苦手だ。哲学書が読めるのに、どうして理論社会学は読めないのか。捉えどころの無さは似たようなもんだと思うんだけどなあ。目が文字の上を滑って行く時は大体文章の意味を理解できていない。各文の意味は理解できても、それを解釈、消化できていない。途中からは斜め読みした。

  • 入江

    「信頼」を機能から考察した書。貨幣や権力もあるが愛に関してはない。この本について語ることは私にはできないが、感想として、足元が崩れるような体験になった、とはいえる。空気より意識してこなかった関係性が、複雑性の縮減メカニズムで説明されるのは心地よい場合もあった。

  • ぷほは

    再再読。一見すると存続と出来事や慣れ親しみと信頼という前半の現象学的用語群を土台にした、複雑性の縮減とシステム/環境、人格信頼とシステム信頼、信頼と不信といったシステム論的な議論として読めるが、行動科学や心理学の紛争解決論などに影響も受けている、らしい。この辺はそれぞれ文献を当たってみないと分からないが、中盤に出てくるコミュニケーションメディアや再帰性、システムが利用するバイナリーコードなどの議論が後期ルーマンへの助走に感じられた。パーソンズとの同時並行の論争から彫琢されていく過程としても読めるわけだ。

  • GASHOW

    いやーーー。難しい。信頼という言葉は小学生でもわかりますが、それを説明しようとすると大人でも苦しむということですなー。

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