Books

おとなになれたら

ニキ・コーンウェル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784580825710
ISBN 10 : 4580825713
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あなたは将来の夢を語るとき、こんなふうに言ったことがありますか?「おとなになれたら」おとなになることが難しい、銃声の響く国から逃げてきたテズたち家族。それは、新たな困難の始まりであり、希望を持って歩む人生の始まりでもあったのです―。

【著者紹介】
ニキ・コーンウェル : イギリスで書店を営む両親のもとに生まれ、幼い頃から本に親しむ。児童養護施設で働いたのち、ソーシャルワーカーとなり、異文化・異人種の人たちと交わる。難民施設でボランティアをした経験をもとに「クリストフの物語」シリーズ(文研出版)や本書を執筆する。作家、画家、詩人として広く活動をしたが、2022に病没。本書が最後の作品となった

渋谷弘子 : 東京教育大学文学部卒業。27年間群馬県の県立高校で英語を教えたのち翻訳の道に進む

牧野鈴子 : 熊本県に生まれる。熊本短期大学教養科美術コース卒業。デザイン事務所勤務を経て画家となる。1983年、絵本『森のクリスマスツリー』(文研出版)でボローニャ国際児童図書展エルバ賞推奨(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 航輝

    図書館本 コンゴからイギリスに逃げてきた難民申請家族の物語 最初の方で父親が亡くなったのはショックな事実 その後も差別や偏見だらけの中での生活でショックが続く ラストは落ち着いて学校に行けるまで だけど難民申請には時間がかかるから一時しのぎって感じしかしない

  • コンゴ共和国は長くに渡って内戦が続き、第二次世界大戦以後世界最大の死者をだしているのだそうだ。この本の家族も父親を殺され、なんとかイギリスへと逃げることに成功。命は助かったもののそこで生きていくことも大変なこと。明るい光が少し見えてきて、この家族の行く末が幸せであるようにと祈らずにはいられない。

  • きみどり

    だから…どうやってこれで「自分の体験に基づいた感想文」が書けるのか。中学生でこんな過酷な経験があったら、のんきに感想文なんて書いてる場合じゃないし。 それ以外で言うなら、「難民」という状態がいかに不遇であるか、とてもイメージしながら読めた。長女のアディが家族を優先して生き、二女のテズは手伝いもせず自分事いっぱいになっている様子、人種差別で死まで招いてしまったこと、すべてが苦しい。そんな中でも心をしっかり保つ大事さを教えてくれるバカリおじさんが温かい。必ず救いがあると信じたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items