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ISBN 10 : 4865820507
Content Description
西洋古代・中世を通じて唯一といわれる女性歴史家、アンナ・コムニニが、ビザンツ帝国を再建した父アレクシオス1世の治績を綴った大著『アレクシアス』の礎となった、夫ニキフォロスによる歴史書を初邦訳。アレクシオスの父の世代から語り起こし、皇帝ロマノス4世がトルコ軍の捕虜となったマンツィケルトの戦い(1071年) 、著者の祖父ニキフォロス・ヴリエニオスの反乱(1077年)、メリシノスの反乱(1080年)までを、若きアレクシオスの活躍とともに活写する。マンツィケルトの戦いを記録した同時代の歴史書4書(抜粋)も収載。解題と詳細な訳註を付す。
【著者紹介】
ニキフォロス=ヴリエニオス : 1080頃?〜1137/38年。アドリアヌポリスの有力な軍人貴族の出で、ビザンツ皇帝アレクシオス1世コムニノス(在位1081〜1118年)の息女アンナ=コムニニ(1083〜1154/55年頃)と結婚し、皇帝の娘婿として外交・行政・軍事に手腕を発揮する。皇后イリニや妻アンナからアレクシオス1世の後継として即位を期待されるも野心的な行動をとらず、アンナの弟ヨアニスが帝位に就くとそれに仕えた。義母イリニの依頼によりアレクシオス1世の事績を伝える歴史書(本書)を執筆する
相野洋三 : 1941年、神戸市生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程(西洋史学)単位取得後退学、2002年兵庫県立高校を退職後、「ビザンツ帝国海軍組織の研究」により博士学位(歴史学)取得。2023年11月16日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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猫耳ありす
読了日:2025/06/15
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読了日:2025/01/02
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