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アンデスの奇蹟

ナンド・パラード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784635178181
ISBN 10 : 4635178188
Format
Books
Release Date
March/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1972年、雪深い南米アンデス山脈に45人の乗客を乗せた旅客機が墜落した。彼らを待ち受けていたのは極寒と飢餓の絶望的な状況だった…。16人の生還者たちのインタビューで綴る、究極のドキュメンタリー。

【著者紹介】
海津正彦 : 1945年、八王子市生まれ。早稲田大学政経学部卒業。翻訳家。学生時代から登山に親しみ、ヒマラヤ初登頂の経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • みゆき

    旅行を兼ねたラグビーの親善試合のためチリへ向かった飛行機が、アンデス山中に墜落。救助が打ち切られた極寒の中、72日間も耐えた生還者がいた。彼らはただ手をこまねいて救助を待っていたのではない。それがこの実話の物凄さ。強靭な体力と精神力を支えたものは、死生観や宗教観か?死を選んだ方がずっと楽なのに、何故生きて帰らなけばいけないのか?第10章「その後」と「エピローグ」にその答えがあった。全ては愛のために。山越えの凄まじさは、読んでるだけで呼吸が止まりそうだった。

  • gtn

    それを食するのも、食さず死を選ぶのも破戒。生存者はそれに口を付けることを選択する。そこから宗教心というベールを取り除けば、本能が残る。

  • bouhito

    サッカークラブの飛行機事故が記憶に新しいが、これは1972年に起きたウルグアイのラグビーチームを乗せた飛行機の墜落事故だ。彼らには冬山への供えがないどころか、故郷のウルグアイには高い山がなく、登山というのもまるで初体験だった。45人中29人が亡くなった。16名が生き残ったとも言える。それも、72日間かけて…である。彼らは、亡くなった者の肉を食べることで飢えを凌いだ。それは正しい行為だったのか?究極の状況において、人間は善悪を越えた行為を求められる気がした。

  • sasha

    雪に覆われたアンデス山中に墜落した航空機。捜索活動は打ち切られた。ならば、自ら助けを求めに行くしかない。体力は衰え、飢えと渇きに苦しみ、雪山登山の為の装備などない。それでも生きて還る為に、10日をかけてチリの山小屋へ辿り着く。ありえないわ、自分なら絶対に雪に埋もれて死ぬことを選んでるわ。あまりも過酷な極限状態を生き抜いた人たちには、ただただ驚嘆する。

  • Misae

    P.P.リード「生存者」に続いてこちらも読んでみた。 生存者の一人、ナンド・パラードによる事故の記録。 主にナンドの心の内が描かれている。「生存者」を読んだばかりだったので、話の流れはわかっていたが、その時々ナンドの揺れ動く心情が激しく描かれていた。絶望したり何としても生きるのだと父に誓ったり。 共著者であるヴィンス・ラウスのあとがきにあるように、この本を通してナンドの眼球を通してアンデスを見つめ、読者を雪山に閉じ込められ恐怖を切り抜けるという体験をした。

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