ナンシー・キンケイド

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〈原作〉死ぬまでにしたい10のこと 初めて人生を愛することを知った女性の感動の物語

ナンシー・キンケイド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396500757
ISBN 10 : 4396500750
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

余命わずかと告げられたベリンダ、23歳。
家族は、失業中の夫と幼い子どもたち
50万人が涙した映画は、この短編から生まれた

<ベリンダは夫以外の男性に初めて抱かれた――>
「ゲーブルは、ベリンダがもうすぐ死ぬことを知らなかった。絶対に知ってほしくはなかった。二人の関係が気に入っていたし、同情でそれがめちゃくちゃになるのはいやだった。ある夜、二人は互いで互いを包みながら、裸でいて、夜はふけていて、もうとても遅くて、雨が温かく甘く降っていて、それでベリンダは、自分で気がつくより前に言っていた。(中略)
「愛してるわ」
彼女は何度も言った、ゲーブルは、彼女が半分に折れるかと思うほどきつく、彼女を抱きしめた。」
――本文より

<彼女は「死ぬまでにしたいこと」のリストを作った――>
●もう一度洗礼を受ける
●次にシアーズに写真家が来るときに、自分の写真を撮ってもらう(みんなに焼き増ししたものをあげる)
●最低でも3人、ほかの人と愛し合う(どんなものか見てみるためだけ)
●ヴァージルに彼女を見つける
●子供たちのために、みんなが21歳になる分までの誕生日のメッセージを、テープに録音する
●毎日、子供たちにアイ・ラブ・ユーを言う
●好きなだけ煙草を吸って、お酒を飲む
●好きなだけ乱暴な言葉でののしる
●言いたかったら、本当のことを言う
●10ポンドやせて、もっといいヘアスタイルにする

●ナンシー・キンケイド【著】 和田まゆ子【訳】 サイズ13×19cm 116ページ

Content Description

余命わずかと告げられたベリンダ、23歳。家族は、失業中の夫と幼い子どもたち。50万人が涙した映画は、この短編から生まれた。

【著者紹介】
ナンシー・キンケイド : アメリカ、フロリダ州タラハシで育つ。処女作『Crossing Blood』のほか、雑誌各紙に小説、アンソロジーを発表。国立芸術奨励基金等の助成を受ける。現在はサンフランシスコ在住。夫はアメリカン・フットボールの監督

和田まゆ子 : 東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • マカロニ マカロン

    個人の感想です:B。『世界から猫が消えたなら』(川村元気)読書会参考本。同書冒頭に「昔観た映画だ。ヒロインは死の間際に、10の(死ぬまでにしたいことの)リストを作っていた。でもあんなのは嘘だ」とあり、その古い映画が『死ぬまでにしたい10のこと』(イザベル・コイシェ監督脚本、2002年スペイン、カナダ)で本書はその原作。映画と本書では10のしたいことの中身がかなり違う。余命少ないのに夫以外の男性3人と寝たいとか、ちょっとどうかなと思う。夫に彼女を見つけ、子どもたちの新しい母にするというのもお節介すぎか

  • たみ

    失業中の夫と幼い3人の子どもがいる23歳の女性が主人公。病気だということがわかり家族に内緒で10のリストをつくり実行していく。数年前の初読の際に反発を感じ、時間がたったら変化するのだろうかと思って再読。よしきた納得いかーん!せめて病院を無断でブッチ切るのはよせ、あと浮気相手は親切そうな人だから巻き込むのはやめとけって言いたくなる。どうしようと自由だけど…だけどもさ!感想が変わらないのは成長してないからなのか。ただ、自分だったらどんなリストを作るかなと考えたりもする。浅い人柄が露見するので内容は秘密だけど。

  • FOTD

    この映画を見たことがあったので手にとった。原題は『Pretending the bed is a raft』だ。これは、子どもたちと「ベッドは筏で、床はサメでいっぱいの海」ごっこをして昼寝したことからだろう。映画のほうの原題は『My life without me』だった。作品として、この原作小説よりも映画のほうが良かったような感じがする。まあ別物である。日本語のタイトルの『死ぬまでにしたい10のこと』っていうのは内容と合っていない気がする。『My life without me』が一番しっくりくるなぁ。

  • Melotte 22

    どう死を迎えるか、それを選べるとしたら、それはしあわせなことなのかもしれない。『死ぬまでにしたい10のこと』その題名を見てしまうと、難病を抱えた主人公が死ぬまでに10の願いを叶えていく感動物語みたいに思ってしまうけど、これはあくまでも『尊厳死』がテーマの物語なんだと思う。自分の世界では、もちろん自分が主人公。でも、この物語は、自分のいなくなった自分の世界を見つめる物語でもある。残された時間を、愛する誰かのために生きられたら、それはとってもしあわせなこと。生きることは尊い。僕は残された時間をどう使おうか。

  • 外野伽夜

    同名映画の原案となった小説。余命僅かな主人公が死ぬまでにしたいことのリストを作ってそれを消化していく話。ちょっと主人公の思考に納得いかない所が多くてよく分からないまま読みました。ガンを宣告された後病院から電話が来ても通院しないとか、夫がいるけど他の男と肉体関係を持ち続けるとかの行動は動機がよく分かりませんでした。合わなかったのかなー。無職の夫のキャラ造形はリアリティがあって良かったです。雰囲気が結構違うそうなので映画も見てみようと思います。

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