Books

Last Girl -イスラム国に囚われた少女の物語

ナディア・ムラド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784491036175
ISBN 10 : 4491036179
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ケイ

    クルド人達は今後、どうなっていくのだろう。フセインを倒す、アルカイダを殲滅する、ISISを解体させる…。そう世界が動く間に、クルド人問題はどう話し合われていくのだろうか。序文は、作者の弁護士となり、ともに国連で発言したアマル・クルーニー。

  • のっち♬

    ISISに家族を殺されて性奴隷として売られた著者。彼女たちの処女を奪うことは信仰や未来まで凌辱することであり、イスラム国は周到な企てをしている。本書は単なる体験記ではなく彼女を支え続ける精神の基盤となる家族や周囲との絆、信仰、価値観なども綿密に記載。序盤の花嫁殺しや非情な裏切りなどもそうだが信仰には不寛容も付き纏いがちだ。復帰を歓迎したコミュニティの即断は明確なアンチテーゼであり、ナーシルらの勇敢な行動は人間のモラルが秘めた力強い希望として輝いている。LASTへの鍵は戦争継続の麻痺から目覚めることからだ。

  • ゆみねこ

    まず、ナディアの勇気に敬意を表したい。イラク北部の小さな村で穏やかに暮らしていたヤズィディ教徒たちが襲撃された。IS に囚われた女性たちを襲う悲劇。決死の脱出とその後の世界への発信。ノーベル平和賞受章でこの本を知ることができました。多くの人に読んで頂きたい。

  • どんぐり

    「ほかの何よりも、この世界でこのような体験をする女性は、私を最後(ラスト・ガール)にするために」と記録された、2018年ノーベル平和賞受賞のナディア・ムラドの物語。イラク北部のコーチョの村で暮らす少数民族のヤズィディ教徒がISISの武装集団に襲われる。ヤズィディ教徒を殺すか、改宗させるか、住んでいる土地から追い出し、すべてを奪い取った末に消し去ろうとするジェノサイド、歴史は何度も繰り返してきた。ナディアの一家は、母親が処刑され、兄弟の6人が殺され、若い女性たちは拉致されモースルでサビーヤと呼ばれるISIS

  • sayan

    武器としての性暴力、2018年ノーベル平和賞に関する報道で注目された言葉だ。数年前「長い歳月のあいだに人間の暴力は減少し、今日、私たちは人類が地上に出現して以来、最も平和な時代に暮らしているかもしれない(暴力の人類史)」と、著者のS・ピンカーは主張した。が、それは性的暴力で尊厳を傷つけられた本書著者ムラド(ノーベル平和賞)のような被害者に何ひとつ届くものではない。ムラドはイラクの少数派ヤジディ教徒で、テロ組織ISISから性的暴力をうけ抗った。平穏な日常が絶望となる過程を記した本書内容の壮絶さに言葉を失う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items