ナタリー・リヴィングストン

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Books

ロスチャイルドの女たち

ナタリー・リヴィングストン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750518152
ISBN 10 : 4750518158
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロスチャイルド家は十九世紀に興り、金融帝国を築き、絶大な影響力を誇った。本書は男性中心に語られてきた一族の歴史を、女性の側から描き出す。株取引の天才、イギリス政治の影のフィクサー、ジャズのパトロン、テレビでも活躍した昆虫学者など政治、経済、文化にわたる活躍を見せた才女たちは、一方では家の掟や政略結婚、ユダヤ社会の慣習に悩み、叶わぬ恋や自らの生き方、夫との仲を思って煩悶する。歴史の流れの中でひたむきに歩んだ生身の人間が息づく、壮大な人物絵巻。

目次 : 第1部 グートレ、ハナ、ヘンリエッタ(勃興の母/ ただの機械/ 家庭を築く/ 婿探し/ マダム・モンテフィオーリ/ より健康的な気候/ 調和、誠実、勤勉/ 裏切り/ ロスチャイルド夫人の並外れた財政手腕/ 婚礼と葬式)/ 第2部 シャーロット、ハナ・マイヤー、ルイーザ(「濃霧に満ちた憂鬱なこの世界」/ キリスト教徒と結婚して一族を離れる/ ユダヤ教徒として結婚し、一族に入る/ 幼児の養育/ 芸術の女神/ 「もちろん、われわれは嫌悪しすぎることをよしとはしません」/ 底知れぬ深淵/ 逃げ道と遺産/ ホテルでの暮らし/ 母親の教え)/ 第3部 コンスタンス、エマ、ハナ、ブランチ(恋のたわむれ/ 跡継ぎとたしなみ 薔薇と獅子/ 初めての演説/ ボヘミアのブランチ/ 王室の印章/ 救出と防止/ 登用/ 「大砲が夜のうちに届き」)/ 第4部 ロジカ、ドリー、ミリアム、ニカ、ロージー(国境を越えて/ 入隊/ 復興/ 休暇/ 戦火を前に/ 姉妹の戦い/ 残響/ 男爵夫人、バードとモンク/ ノミの女王/ スペア・リブと刺繍の叛乱/ すばらしい小春日和/ 母と娘)

【著者紹介】
ナタリー・リヴィングストン : ロンドン生まれ。1998年、ケンブリッジ大学クライスト・カレッジで歴史学の第一級学位取得。「デイリー・エクスプレス」紙の特集ライターとしてキャリアをスタートさせ、現在は「タトラー」紙、「ハーパーズ・バザー」誌、US版「ヴォーグ」誌、「エル」誌、「タイムズ」紙、「メール・オン・サンデー」紙に寄稿。夫と3人の子とともにロンドンに在住

古屋美登里 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    ロスチャイルド家といえばユダヤ系の名門。悪役設定されることも。その一族の女性たちにスポットをあてたノンフィクション。

  • ゆずこまめ

    男性の陰でただ耐え忍ぶだけではない、多種多様な女性達。幸せになるための努力はお金があってもなくても必要なんだな。ロスチャイルド家は長い歴史の末になかなか面白い女性を生んだ。

  • Sosseki

    1750年代から2000年代までの七世代にわたるロスチャイルド家の女性達についてのノンフィクション。アウシュビッツは見聞きしていても、ゲットーの現実やユダヤ人差別のがどんなものか、全く知らなかった。 経済力も影響力もある家系でも、歴史や、世の中の変化に翻弄され、庶民とは違った苦労があるものだ。光が当てられることのない女性達が、それぞれに個性豊かに、果敢に、時代を切り開いて行ったり、家族を守ったり、自己実現させて行った姿が印象に残る。  よく調べられているが、誰かに小説にしてもらったほうが面白いと思う。

  • ぷぅ

    最初のゲットーの描写に驚く。ここから大富豪になるのも凄い。大富豪の一族でありながら、もしくはあるが故に多くの制限を受けた女性たち。でもそんな中でも静かに我慢をしているだけで無いのが良かった。

  • takao

    ふむ

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