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ISBN 10 : 462209522X
Content Description
夫は獄死、家は空っぽ。かつてことばが「魔法」だった少女は作家になり、悲痛と希望を生きる物語を書き続けた。20世紀イタリアの「最も美しい声」、精選37篇。
目次 : 1 物語(不在/ 九月/ 子どもたち/ ジュリエッタ/ 裏切り ほか)2 記憶とクロニクル(思い出/ アブルッツォの冬/ ある村の年代記/ 農民/ 破れ靴 ほか)
【著者紹介】
ナタリーア・ギンズブルグ : 1916年パレルモ生まれ。ユダヤ系の解剖学者の父。カトリックの母のもと、五人きょうだいの末娘としてトリーノで育つ。トリーノ大学文学部を中退。ファシスト党への宣誓を拒否してトリーノ大学の教職を追われ34‐36年獄中生活を送り、エイナウディ社創設にかかわったレオーネと1938年に結婚。生まれた長男が歴史家のカルロ・ギンズブルグ。40年からピッツォリに国内流刑となった夫に従うが、夫はムッソリーニ死後の対独対ファシズム・レジスタンスの指導者として獄死。50年マーリオ・プラーツの弟子でシェイクスピア全集などを翻訳した英文学者ガブリエーレ・バルディーニと再婚。障がいをもつ娘と息子が生まれる。63年自伝小説『ある家族の会話』(須賀敦子訳、白水社)でストレーガ賞受賞。83年、独立左派の下院議員に選出。91年死去
ドメーニコ・スカルパ : 1965年サレルノ市生まれ。トレント大学・ソルボンヌ大学で比較文学を修める。2020年までトリーノの「国際プリーモ・レーヴィ研究センター」顧問
望月紀子 : 東京外国語大学フランス科卒業。イタリア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ヘラジカ
読了日:2022/09/25
takao
読了日:2025/07/28
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