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銀をつむぐ者 上 氷の王国と魔法の銀

ナオミ・ノヴィク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863895546
ISBN 10 : 4863895542
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中世東欧の小さな皇国―。ここでは時折、氷の異界、スターリク王国への道が開かれる。いつまでも冬が続き、人々は貧しい暮らしを強いられていた。ミリエムは金貸し業を営むユダヤ人の娘。気弱な父親に代わって、村の家々を回り借金を取り立てると、少しずつ金が貯まるようになった。やがて「銀を金に変える娘」という評判が広がる。そんなミリエムの前に、ある日、スターリクの国王が訪ねてきて、革袋のなかの銀貨を「すべてを黄金に変えよ」と、無理難題を押し付けてきた…。

【著者紹介】
ナオミ・ノヴィク : 1973年ニューヨーク生まれ。ブラウン大学で英文学を学んだ後、コロンビア大学でコンピューター・サイエンスを学び、『ネヴァーウィンター・ナイツ』などのRPGゲームの開発に携わる。2006年『テメレア戦記1 気高き王家の翼』で作家デビュー。もっとも優秀なSFファンタジーの新人作家に贈られるジョン・W・キャンベル賞や、コンプトン・クルック新人賞を受賞、その後ベストセラー・シリーズとなった。2016年『ドラゴンの塔』が、投票によってその年最高のSFファンタジー小説に贈られるネビュラ賞を受賞した。現在、ニューヨーク市に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゆみねこ

    大好きな中世東欧が舞台のファンタジー。金貸しの娘・ミリエムは「銀を金に変える娘」という評判が。氷の王国のスターリクにすべての銀貨を黄金に変えよと難題を押し付けられる。貧しい農家の娘・ワンダと公爵令嬢・イリーナ、勇気ある女性たちが魅力的。面白い!感想は下巻で。

  • ぽろん

    賢い二人の娘、はたして、今の境遇から逃れる事が出来るのか⁈下巻早く読まねば!

  • 星落秋風五丈原

    複数の語り手による一人称視点の物語である。自らを“あたし”と呼ぶユダヤ人のミリエムは、気が弱くて取り立てができない父に代わり皆の矢面に立つ。彼女の前にスターリクの国王が現れ「銀を金に3度変えたら王妃にしてやる」と宣言。このスターリクという国の立ち位置がよくわからないが、いずこともなく道が現れ、略奪で身を立てているようだ。娘が金の糸を紡ぐように依頼されるエピソードはドイツのグリム童話『ルンペルシュティルツキン』に登場。

  • tom

    著者の「ドラゴンの塔」を読んだ。とても楽しかった。そして、図書館散歩でこの本を見つける。こんな本があったのかと大喜びして借りてくる。ドラゴンとは違う雰囲気。派手な戦闘場面はどこにもない。主要な登場人物は三人の少女。金貸しの娘、酔っ払い父ちゃんに殴られる娘、貴族の美人ではない娘。それぞれが、氷の世界を支配する「スターリク」という怪しげな魔物とつながる。魔法が出てくるファンタジーとしては、かなり異色の展開。でもここからどんな物語が語られるのか。著者の語りだから面白いはずと期待いっぱいで下巻に。

  • あおでん@やさどく管理人

    物語は徐々に、異なる国、異なる場所にいる登場人物たちの視点から語られるようになってくる。これらがどう繋がっていくのか、下巻も楽しみ。

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