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地球が燃えている 気候崩壊から人類を救うグリーン・ニューディールの提言

ナオミ・クライン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272330997
ISBN 10 : 4272330993
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

残された時間はあと10年―。『ショック・ドクトリン』を著した世界的ジャーナリストが描く、人類存亡の危機とその突破口。

目次 : 「私たちは山火事だ」/ 世界に開いた穴/ 資本主義と気候の対決/ 地球工学―観測気球を上げる/ 「政治革命だけが頼みの綱」と科学が言うとき/ 気候の時間軸vs.永遠の現在/ 自分だけで世界を救おうとしなくてもいい/ ラディカルな教皇庁?/ 奴らは溺れさせておけ―温暖化する世界における他者化の暴力/ 「リープ」がめざす飛躍―「無限の神話」を終わらせる/ ホットな地球のホットテイク/ 煙の季節/ この歴史的瞬間に懸かっているもの/ 気候対策の機運を殺いだのは「人間の本性」ではない/ プエルトリコの災害に「自然」なものは何もない/ 社会運動がグリーン・ニューディールの運命を左右する/ グリーン・ニューディールにおけるアートの役割

【著者紹介】
ナオミ・クライン : ジャーナリスト、コラムニスト。著書『ブランドなんか、いらない』(はまの出版)、『ショック・ドクトリン』『これがすべてを変える』『NOでは足りない』(以上、岩波書店)などはいずれも世界的ベストセラーであり、30カ国以上で翻訳されている。ネットメディア「インターセプト」上級特派員、タイプ・メディアセンター執筆フェローを務め、『ネイション』『ガーディアン』ほか各紙に寄稿。ラトガーズ大学でメディア・文化・フェミニズム研究に関するグロリア・スタイネム寄付講座教授を務める。気候正義に取り組む組織「ザ・リープ」の共同創設者である

中野真紀子 : 「デモクラシー・ナウ!ジャパン」代表。翻訳業

関房江 : 翻訳者、バイリンガル・リサーチャー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きみたけ

    著者は「ブランドなんか、いらない」など世界でベストセラーとなったジャーナリストでコラムニストのナオミ・クラインさん。2010年から約10年間に発表した気候変動対策についての小論を編集した一冊。ネイチャーの論文では、地球の気温上昇の目標を1.5〜2℃とするなら、今ある炭素の埋蔵量の85%は地中に残さなければならず、既存の基幹産業には大きな変革が求められるとのこと。地球を守るための「グリーン・ニューディール」を推し進めるには、これまでの価値観を180度変える必要がありますね😔

  • 1.3manen

    O図書館。海洋の温暖化は、国連予測より40%速い(11頁)。試したことのないものが必要であり、やり遂げるには、チャンスはあるという意識と、やればできるの精神を取り戻さねばならない(52頁)。世界の温室効果ガス排出量のほぼ50%は、世界の人口の中でもっとも豊かな10%によって生み出されている。もっとも裕福な20%が、70%を生み出している。影響はもっとも貧しい人々に真っ先に最悪の被害を与え、増える見込み(58頁)。クリーンな社会に移行するなら、公正な社会でなければ(237頁)。

  • メタボン

    ☆☆☆ カーボンニュートラルへの意識が加速度的に高まっている。気鋭のジャーナリストであるナオミ・クラインのこの10年間の活動におけるルポルタージュ、講演をまとめたこの書は一貫して「グリーン・ニューディール」を唱えている。正解はないけれども、考えて行動することは止めてはいけない。

  • はるき

    気候変動を真剣に熱く語る良書。「自宅が燃えている」という表現は秀逸ですが、超富裕層は自宅が広すぎてそれに気付かないのかしら。人間の欲は果てしないが、地球のキャパシティには限りがある。「大洪水よ我が死の後に来い」な態度ですが、デットラインはもう過ぎてる気がするな…。

  • やましん

    ショックドクトリンでお馴染みのナオミ・クラインが2010年から10年間に発表した気候変動対策についての小論を束ねた本。グリーン・ニューディールへの提言として公共部門の強化、計画論、企業活動の規制、地産地消型経済、過剰消費の終了、所得税強化を掲げる。総論としては賛成だが、ケアワークへの賃金上昇と商品化の拡大には違和感を感じた。介護士や保育士の労働環境が改善されるべきであることには賛成なのだが、金銭換算されなかったものに対して貨幣で金銭を支払う習慣を作ることについては慎重になった方がいいのではないかと思う。

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