ドン・ウィンズロウ / 東江一紀

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野蛮なやつら

ドン・ウィンズロウ / 東江一紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041001745
ISBN 10 : 4041001749
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

舞台はカリフォルニアのラグーナ・ビーチ。2人の若者ベンとチョンは、幼なじみのオフィーリアとの友好的な三角関係を愉しみつつ、極上のマリファナの栽培と売買で成功を収めていた。だがメキシコのバハ麻薬カルテルが彼らのビジネスに触手を伸ばす。傘下入りを断った2人に対し、組織はオフィーリアを拉致。彼女を取り戻すため、2人は危険な賭けに出るが―。鬼才ウィンズロウの超絶技巧が冴え渡る犯罪小説の最進化形。

【著者紹介】
ドン・ウィンズロウ : ニューヨークをはじめとする全米各地や、ロンドンで私立探偵として働き、まだ法律事務所や保険会社のコンサルタントとして15年以上の経験を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • harass

    巨匠の異色なクライムノベル。カリフォルニアで麻薬ビジネスで成功を収めたコンビとその幼馴染で共通の恋人の女性は、メキシコから進出してきた麻薬カルテルに狙われ、逆襲する。実に軽く実験的な文体を駆使し、主人公たち三人のキャラはマンガ的、ラノベ的な属性盛りすぎの感がある。読み始めは少し面食らっていたのだが、これはこれであり。記号化されたクールな軽さか。この終わり方に驚く。映画化されているそうでちょっと見てみたい。楽しめた読書だった。おすすめ。

  • Panzer Leader

    「犬の力」ライト・バージョン、「ボビーZ+ドーン・パトロール」ヘビー・バージョン、と要するに自分の好きな要素が詰まった快作。重いの読んだ後だけにカラッと爽快!

  • GaGa

    途中までは変わったことをしたくなっちゃたのかと思ったが、終盤の怒涛の展開はやはりウィンズロウ。読み終わってみると本当に楽しく読めた。オリバー・ストーン監督で映画撮影完了とか、どういう風に映像化されるのか楽しみだ。しかし、これは翻訳するのが大変だったろうなあ。「決まり金玉」とか、原文はどうなっているんだろう。

  • うわじまお

    ベン(頭いい)とチョン(強い)とO(二人のかわいい彼女)が、麻薬組織バハカルテルににらまれて一騎打ちへ。章立てが細かすぎて読みづらかったけど、米国サイドと墨国サイドのブラックな戦いは読みごたえ十分。映画化もされてるんですねー。続編の『キングオブクール』も楽しみです。

  • Tetchy

    読み終わって大きな息が思わず出てしまった。怒涛の展開で連打の如く畳み掛ける言葉の嵐。ウィンズロウの文体はもはや詩である。短文の連発で散文的に書かれた語り口は彼独自のリズムで物語が展開する。固有名詞に略語にスラングの応酬で綴られるその文章にはまぎれもなく行間から“声”が聞こえてくる。『犬の力』で我々に見せてくれたメキシコの麻薬社会を舞台にベン、チョン、Oの三人が麻薬カルテルに立ち向かう。彼ら三人の造形が実に素晴らしい。これは彼ら三人の青春物語であり叙事詩であり伝説。こんな物語、ウィンズロウにしか書けないわ!

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