ドロシー・l・セイヤーズ

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大忙しの蜜月旅行 創元推理文庫

ドロシー・l・セイヤーズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488183134
ISBN 10 : 4488183131
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

とうとう結婚へと至ったピーター・ウィムジイ卿と探偵小説作家のハリエット。従僕のバンターと三人で向かった蜜月旅行先は、“トールボーイズ”という買い取ったばかりの農家。前の所有者が待っているはずなのに、家は真っ暗で誰もいない。訝りながらも滞在していると、地下室で死体が発見されて…。シリーズ最後の名作長編がついに創元推理文庫に登場!後日譚の短編も収録。

【著者紹介】
ドロシー・L・セイヤーズ : イギリスの作家。1893年オックスフォードに生まれる。オックスフォード大学を卒業後、広告代理店でコピーライターの仕事をしながら、1923年デビュー。味わい豊かな作品群は、今なお後進に多大な影響を与え、ミステリの女王としてクリスティと並び称されている。57年没

猪俣美江子 : 慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kircheis

    ★★☆☆☆ ピーター卿シリーズ最終作。 前作でついに結ばれたピーターとハリエットのハネムーンを描いた推理要素ありの恋愛小説。 個人的には、肝心の恋愛パートが生々しくて好きになれない。推理要素は短編で十分な程度の小さなものだしね。 いつも名助演のバンターも、本作ではちょっと嫌味な単なる貴族お抱え執事に成り下がったように感じた。 まぁ最後まで理知的だがめんどくさい性格のハリエットのことを好きになれなかったのが大きいかな。彼女のキャラクターを受け入れることができれば印象は変わるはず。

  • NAO

    ついに結婚したピーター卿だが、ハネムーンを過ごすはずの家で死体が見つかり、またもや事件に巻き込まれてしまう。事件とは別に描かれる、貴族の暮らしぶり、考え方なども、興味深い。ピーター卿の良き理解者で彼を最愛の息子といってはばからない母親のデンヴァー先代公妃と、貴族であることを鼻にかけているピーターの兄嫁ヘレン、ふたりとも生粋の貴族なのだが、その性格も考え方も正反対だ。この二人の言動は、イギリスの貴族を象徴的に描いているといえるだろう。

  • ぽんすけ

    シリーズ最終巻。私の推しバンターともお別れだというのに、一番彼が大変な目にあった巻だった。ラドル夫人恐るべしwしかしやっと結婚できたと思ったら、ハネムーン先の新居に殺人死体とか絶対嫌なんですが…。ピーターもハリエットも気にしないとか言ってたけど強心臓すぎでしょ!自分だったら速攻別物件にいくわ。今回は結構序盤で犯人に目星がついたんだけど、最後までこの犯人には共感できる所がゼロで、こんな胸糞野郎の死刑執行に対しても繊細に傷つき苦悩するピーターが痛々しかった。でも隣にはハリエットがいるからもう一人じゃないよ。

  • Masa

    読了。久々のピーター・ウィムジィ卿、堪能しました。冒頭にあったとおり、ミステリ要素は少なめですが、これはこれでいいものだなぁと思いながら読みました。セイヤーズのこのシリーズはやっぱり読んでいて楽しいです。文章の楽しさ、美しさみたいなものがしっかり伝わってきて、上質の文章というのが翻訳でもしっかり伝わってきます。時代がじだいであれば、ピーター卿みたいな人間になりたかったといつも思うのです。後日談も楽しくて良かった。やっぱりシリーズ毒はしたいなぁ。

  • ピンクピンクピンク

    新訳版『トールボーイズ余話』を目当てに。ピーターとハリエットは3人の息子と再びトールボーイズへ休暇に。近所のパフェット氏の庭から品評会へ出される桃が盗まれ、どうも長男ブリードンの様子がおかしい様で…。30p弱ですがその後を覗けて嬉しかったです。ブリードンはさすがウィムジィ家の血を引いてるというか、セント・ジョージに少し似てる気がします。解説によるとさらに続きがイギリスでは出版されているらしいですが、日本で読めるのかなァ。創元推理文庫さん頼みます 。

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