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バカボンのパパと読む「老子」 角川文庫

ドリアン助川

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041049242
ISBN 10 : 4041049245
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

今、日本はとんでもない問題を数多く抱えている。そんななか、老子の「無為自然」の考えがきっと役に立つはず。生きるということは自然の摂理とともにあるということ。そこから始めるしかないのだ。しかし、漢字しかない老子の文章を読み解くのは難しい。そんなときにあらわれたのが、「バカボンのパパ」だった―。とっつきにくい漢文をわかりやすく解説する、「バカボンのパパ語訳」による老子本の登場。

目次 : 上巻(道(TAO)は語れないのだ/ 相手があって存在するのだ/ うすらバカでお腹いっぱいなのだ/ からっぽで満々なのだ/ 踏めば踏むほど気持ちいいのだ ほか)/ 下巻(失われて、だんだんバカになっていくのだ/ みんな一から始まったのだ/ 弱い力が強いのだ/ まっすぐな人はぶれぶれなのだ/ 陰と陽でレレレのリズムなのだ ほか)

【著者紹介】
ドリアン助川 : 作家、道化師。1962年東京生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業。放送作家などを経て、1994年、バンド「叫ぶ詩人の会」でデビュー。99年、同バンド解散後、渡米。2002年に帰国後は、明川哲也の筆名で詩や小説を執筆。2011年よりドリアン助川を復活(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Y2K☮

    TAO。それは欲望に囚われず、何物にも執着せず、水の如くさらさら流れる生き方。赤ちゃんの自然体。とはいえ欲を全く持たずに生きるのは無理だし、清廉過ぎる戒めは却って不自然な歪みをもたらす。まずは己の内の陰と陽を受け入れ、フラットな日常から謙虚に楽しみを見出していこう。ドリアン氏も指摘してるけど、戦国期に書かれたが故に愚民政策の推奨など「え?」という点もある。でもそれが普通。全てに同意できる本は逆に疑わしい。自然でいようと願うのが既に不自然だし。要は足るを知る、一生懸命やって結果は天に委ねる。これでいいのだ!

  • joyjoy

    「これでいいのだ‼」と「無為自然」のイメージがなんとなく重なった。でも自分には「TAO」はとてもつかめない。味がないし見えないし聞こえないのだから、つかもうとすること自体がまちがいなのかも?

  • けん

    ★2.5

  • ue3104

    「老子」をわかりやすく解説するために、なじみやすくバカボンのパパが解説してる形式をとっていますが、どうなんでしょう・・・微妙でした。「老子」が訴えていることと、バカボンのパパの生き方に共通点があるということは理解できました。 ただ、庶民を馬鹿にしてる感を強く感じてしまい、今の時代にそのまま活かすのは難しいようにも思います。

  • 6haramitsu

    バカボンのパパ訳だけななめ読み。分かるような分からないようなだけど、慣れてくるとふむふむという感じでさっと読める。天網恢恢疎にして漏らさずとか懐かしかった。やっぱり無為自然大事だなぁ。無為自然を意識して生活していきたいから、定期的に老子の本を読むのはいいと思った。

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