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香りの起源を求めて 香水を支える植物18の物語

ドミニーク・ローク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806716853
ISBN 10 : 4806716855
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

花、果物、樹皮などから、職人技を駆使して栽培、収穫、蒸留され、
最大80種類もの異なるエッセンスを組み合わせた香水の世界。

よりすばらしい香水を作るための天然成分を見つけるべく、著者であるドミニーク・ロークは、
ブルガリア、ラオス、エルサルバドル、インドネシア、エジプトを経由して
スペインのアンダルシアからソマリランドまでを旅しました。

彼は、インドネシアのパチョリからダマスクローズまで、
香水業界で貴重な原料について、その産地、文化的・歴史的重要性、
そして私たちがなぜそれらを愛しているかを、
自身の人生と仕事に関する思い出や考察を織り交ぜながら、文学的表現で美しく語ります。

また、香水業界は先祖伝来の伝統と技術で生き残ってきたこと、
また気候変動の脅威と闘う過程で命を危険にさらすことも多い生産者によって収穫された
植物から始まっている可能性があることなど、社会問題についても言及。

希少なエッセンシャルオイルの原料となる植物が
どのように育ち、調達されているか、香りの謎を解き明かす1冊です。

【著者紹介】
トミニーク・ローク : スイスの香水メーカー、フィルメニッヒ(現・DSMフィルメニッヒ)の元調達責任者。30年間にわたって約50カ国を訪ね歩き、150種以上におよぶ香水のエッセンスやエキスを調達。2023年に自社バルサム・コンサルティングを設立し、香りの仕事を続ける一方、著述業にも力を入れている。現在、パリ在住

門脇仁 : 生態学史、フランスの森と林業、環境文化論を専門とする著述家、翻訳家(英・仏)、大学教員。東京理科大、武蔵野大、東京電機大、インターナショナル・スクールオブビジネスで環境学や外国語などを担当している一方、都内のバイオテクノロジー専門学校で本書のテーマと関わる香粧品学の講義経験がある。現在、全国で各種テーマの講演活動もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Humbaba

    においは目には見えないが、人の感情に大きく影響を与える。その人に対する印象を変えることもあるので、香りについてはしっかりとしたケアが必要になってくる。そのための一つの方法が香水であり、昔から望む香りを自分のものとするために様々な努力がなされてきた。同じ植物でもずっと同じ香りを発するという訳でもないため、求める状態のものを探すというのは簡単なことではない。

  • Scotts

    フレグランスやお香などの香りのあるものが好きなので読んでみました。世界各地で取れる様々な植物を原料とした香料について、副題のとおり物語調で説明しています。読んでいるとそれぞれの香料の香りをそのまま嗅いでみたい気分になりました。 内容に直接的な関係はないのですが、ひとつ気になったのが、「ジプシー」という言葉が何度も出てきたことです。多分、原書にもフランス語で相当する言葉が使われていて、翻訳者は忠実に訳されたものと想像しますが、差別用語として避けられている現代で如何なものかと思いました。

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/1c7d1f12-26d1-4995-88e3-f3dce9e4789d

  • takao

    ふむ

  • オラフシンドローム

    ☆☆☆ 調香師たちの試行錯誤や冒険を小説風に。 わずかしか読まなかったものの、いつかゆっくり読了も面白そう。学院大576.7/ROQ

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